【加筆内容】運動してもランニングしても痩せない!むしろ太った!の原因は何なのか?運動によるダイエットについて考える その18「まとめ編」
「運動してもランニングしても痩せない!むしろ太った!の原因は何なのか?運動によるダイエットについて考える」シリーズのラストです。
これまで様々な角度から運動しても痩せない理由を見て、深掘りしてきました。最終回である今回は、そのまとめです。
運動でダイエットは超難易度が高い…!ではどうすべきか…?
以上、様々な研究を見てきましたが、運動で体重を減らすことは、非常に難しく、失敗する理由をちゃんと理解しない限り、逆に太ってしまったり、継続は不可能となるでしょう。また皆さんがダイエットに思い描く、神がかり的なダイエットの成果は残念ながら期待するだけ無駄となります。更にこれまで見てきたようにダイエットに期待して運動を行うと、その分普段の運動量が減ってしまう場合もあります。
そのため、ダイエット目的で運動を行うことはおすすめできません。
しかし、だからといって運動に減量効果がないだけで運動はしなくて良い、意味がないと解釈するのも早計です。例えば2010年のクイーンズランド大学の研究なんかを見てみると、運動の有無に関係なく、座りっぱなしの時間を減らすことは健康面に大きなプラスの効果があることが分かっております。つまり、意識して行う運動ではない運動、NEAT(日常生活で勝手に消費するカロリーのこと)を増やすことが大事だと言えます。
また今までたくさんの研究結果で出ていたように、運動による体重減少が期待以下や全くダメだったことはあっても、健康上のメリット(血圧改善やウエストの減少など)は間違いなくあります。
これらのことをもっと知ってもらい、運動してもらうことが一番のポイントだと言えるでしょう。
個人的考察
長かったこの話も終了となりました。
皆様、くれぐれもダイエット目的で運動をせず、健康目的で運動しましょう…!