この記事は、当事業所の社内研修で行いたかったが時間の都合上出来なかった内容を載せている物になります。
具体的には認知行動療法マップ(CBTマップ)の「認知行動療法の共通基盤マニュアル」を私なりにまとめたものです。
それでは最終回をどうぞー。



支援者が認知行動療法を習得するための方法

冒頭でも出てきたが、認知行動療法などの技術の習得では、知識と実践の2つが重要となる。
知識と実践とは、

  • 知識の習得:それがどのようなものであるかについて知っていること
  • 実践力の習得:実際にそれを扱うことができること

である(さらに詳しくは「障がい者支援のテクニック全てが上手くなる「認識し、使い、使いこなす」ってなに?」の記事を参照とする)
これまでは主に知識の習得を行ってきた。
そのためここでは支援者の実践力をつける方法を挙げていく。

  • 自分自身に認知行動療法を使う:認知行動療法のさまざまなスキルは、利用者に実施する前に、自分自身の生活の中で使ってみることが勧められる。つまり自分自身のストレスや問題の解決に認知行動療法を使うという事。自分の問題を認知行動療法の考え方で捉え、認知行動療法の技法を用いる経験は、認知行動療法の理論や技法をより深く知ることにつながるし、そういった技法を他者が使う際の難しさやコツに気づくことにつながる。
  • 他者からアドバイスをもらう:他者からアドバイスをもらうことを、専門的にはスーパービジョンやコンサルテーションと言う。スーパービジョンとは、ある一定期間、同じ専門職の上位ないし同等にあたる支援者から提供される助言(場合によっては管理)のことを言う。コンサルテーションは、相談を受けた症例や問題について助言やコメントをすることを言う。スーパービジョンやコンサルテーションにより、アドバイスを受けることによって、自分では気づかなかった視点やもっと上達するコツに気付く事が出来る。

実は当事業所では、すでに上記を取り入れている(一部はすでにブログでも紹介済み)
具体例を挙げておくと、以下のようになる。

  • 自分自身に認知行動療法を使う練習:実践報告書
  • 他者からアドバイスをもらう機会:ケース会議、毎日行っているスタッフ全員参加の報告・引き継ぎ会議(終礼)、月1回の利用者全員の見直し会議、月1回の就職活動を行っている利用者全員の見直し会議



個人的考察

以上「支援者が認知行動療法を習得するための方法」でした。
これで「「認知行動療法の共通基盤マニュアル」のポイントを抑えよう!」シリーズは終了となります。
日々の支援の中で使えそうなものがあればぜひご利用ください…!!



参考文献