【加筆内容】普段の運動頻度と、歩数計アプリのドロップアウト率・アプリ評価・デメリットについて調べてみた!
先週の続きです。
普段の運動頻度と、歩数計アプリのドロップアウト率・アプリ評価・デメリットについて調べてみた…!
2025年のカトリカサンアントニオデムルシア大学の準実験によると、普段の運動頻度と、歩数計アプリのドロップアウト率・アプリ評価・デメリットについて調べてみたそうです。
これまで散々見てきたように、運動は大事であり、それは青少年にとっても変わりません。んがしかし、これまた今まで散々見てきたように分かっちゃいるけど出来ないんですな。
例えば2019年のWHOの研究によると、146の国と地域における298の学校調査のデータを使用し、11歳から17歳までの生徒160万人を対象に運動頻度を調べてみた結果、2016年の時点で、WHOが定めた最低限の身体活動の推奨事項を満たしていない生徒は全体で81.0%にも上り、そのうちの男子生徒が77.6%、女子生徒が84.7%も運動不足だったんだとか。
当然こりゃまずい…!となっておりまして、各国が必死に学校の内外で手を打っているんですが状況は芳しくないとのこと。そこで近年注目されているのが新しいアプローチの方法である、歩数計アプリを代表するようなモバイルアプリケーションを使った介入です。
実際、2022年のハンブルク大学のRCTの系統的レビュー・メタ分析によると、運動不足と座り時間の上昇を減らすのに中程度の効果があると出ているんですな。
そこで今回は更にもうちょい詳しく調べてみる、具体的には、普段の運動頻度の高い人と低い人で、ドロップアウト率・アプリ評価・デメリットが変わるのか見てみたそうです。
この研究は、12歳から16歳(平均年齢13.76±1.41歳)の生徒240名が参加したもので、まず最初に普段の運動頻度を調べてみたそうな。
すると、
- アクティブな生徒146名
- 非アクティブな生徒114名
に分けられたとのこと。因みに男女比は、男性135名、女性125名とほぼ同数だったんだとか。
そのため最終的なグループは全部で8つってことですね。
実験期間は10週間でして、その間、週3回、放課後にアプリを使ってもらったそうです。
最後に収集したデータを見てみた結果、以下のことが分かったそうな。
【ドロップアウト率】
- 全体で見てみると、アプリ間の有意差はなかった。
- アクティブな生徒だけで見てみると、アプリ間の有意差はなかった。
- 非アクティブな生徒だけで見てみると、ポケモンGOのドロップアウト率が有意に高かった…!
- 更に各グループのドロップアウト率を見ていると以下な感じ。
- アクティブな生徒・Strava:29.0%
- アクティブな生徒・Pacer:21.7%
- アクティブな生徒・MapMyWalk:5.6%
- アクティブな生徒・ポケモンGO:13.3%
- 非アクティブな生徒・Strava:14.0%
- 非アクティブな生徒・Pacer:16.2%
- 非アクティブな生徒・MapMyWalk:20.7%
- 非アクティブな生徒・ポケモンGO:44.8%
【アプリ評価(機能や使いやすさなど)】
- 全体で見てみると、アプリ間の有意差はなかった。
- アクティブな生徒だけで見てみると、アプリ間の有意差はなかった。
- 非アクティブな生徒だけで見てみると、アプリ間の有意差はなかった。
【デメリット】
- 非アクティブな生徒でPacerを使用したときのみ、質問票で有意に携帯電話の使用に問題が多いとなった…!
- アクティブな生徒のみ、運動量と携帯電話の問題のある使用との間に正の相関関係があった…!
ポケモンGOだけ止めちゃう人が多かったみたいですね~。また、何故かPacerだけスマホ依存が進んじゃうみたい。それとこれはだろうな~って感じですが、アクティブな生徒が歩数アプリを始めると運動量が増えるとスマホ問題も同時に増えたみたいですね。
因みになぜポケモンGOだけドロップアウト率が高かったのかですが、
- 最初の数週間で目新しさが薄れてしまい、作業ゲー感が出てつまらなくなったから…?
- ポケモンGOの移動距離の記録があんま正確じゃなく問題を感じたから…?
- ポケモンGOは電池の減りがヤバいから…?
と考えたらしい。
個人的考察
まぁ、個人的には飽きるのは別に良いと思うので、色々な歩数計アプリを試して自分に合う物を見つけて行けばいいのかな~と思いました。
