【加筆内容】女性特有の問題とレプチン・カロリー摂取量の関係について見てみる!
昨日の続きみたいな内容です。今回は主にレプチンの話でもしようかと。
軽くおさらいしておきますと、レプチンは1994年のハワードヒューズ医学研究所の研究により発見されたホルモンです。そして1996年のローウェット研究所の研究や2002年のテキサスA&M大学健康科学センターの研究によると、レプチンは主に脂肪細胞によって生成されるホルモンで、視床下部の弓状核など、エネルギーバランスの調節機能に深く関わっているんですな。
そのため、ここが緊急警報を発令すると、お米食べろ…!飯を食え…!的な感じで騒ぎまくるんですよ(笑)
視床下部性無月経とレプチン・カロリー摂取量の関係について調べてみた…!
1998年のマサチューセッツ総合病院の研究によると、視床下部性無月経とレプチン・カロリー摂取量の関係について調べてみたそうです。なんでも動物実験により、飢餓状態の際、レプチンを注入すると排卵機能が回復したそうな。そこからレプチンは生殖機能の重要なホルモンである可能性があるとなったみたい。そこで今回、視床下部性無月経の方を対象に調べてみることにしたんだとか。
この研究は、51名の女性に協力をお願いしたもので、以下の2グループに分かれてもらったそうな。
- 視床下部性無月経グループ:女性21名
- 対照グループ:年齢、体重、体脂肪をマッチングさせた視床下部性無月経のない女性30名
この方々のレプチン濃度とカロリー摂取量をチェックしたとのこと。
んでまず基本情報については、いずれもグループ間の差はなかったらしい。具体的には以下な感じ。
んで気になる結果は、以下のようになっておりました。
- 項目:視床下部性無月経グループ:対照グループ
- レプチン:7.1±3.0μg/L:10.6±4.9 μg/L
- 1日のカロリー摂取量:1,768±335kcal:2,215±571kcal
- 1日の脂肪(脂質)摂取量:333±144kcal:639±261kcal
- インスリン:5.6±1.2microU/mL:7.4±3.2microU/mL
つまりここから何が言えるのかと言いますと、視床下部性無月経グループは対照グループよりも、
- レプチンが低かった…!
- 1日のカロリー摂取量が低かった…!
- 1日の脂肪(脂質)摂取量が低かった…!
- インスリンが低かった…!
って感じ。
因みにレプチンレベルについては、インスリンをコントロールした後も有意な差が認められたとのこと。
更に研究者曰く、
- これらのデータは、視床下部性無月経の女性において、体脂肪とは無関係にレプチンが著しく減少することを初めて示したデータである
としています。
つまり女性のダイエットなどで生理問題が起きる流れとしては、その人の体型(体脂肪・BMI)に関係なく、
のような形ですね。
- 慢性的なカロリー制限や過度なカロリー制限を行うor慢性的な脂肪(脂質)の摂取量を制限したり過度な脂肪(脂質)の摂取量を制限する
- インスリンに関係なくレプチンが著しく減少する
- 視床下部性無月経に…!
のような形ですね。
なんでレプチンを維持するためにもカロリー摂取や脂肪摂取は大事みたいです。
個人的考察
じゃあ、ダイエットの際はどうすればいいの…?ってなりますが、ポイントは「慢性的」「過度」に気を付けていくことですね。具体的には緩急(メリハリ)をつけていくのがよろしいかと。具体的に言うと、チートデイの導入やプチ断食なんかですな。まぁ、プチ断食も方法によっては慎重に見ていく必要もありますが…。
これらを見ると女性がダイエットをする場合、気にすることが多すぎるんで、こういう面倒なところを考えないで済む地中海式ダイエットはやっぱオススメだな~と思った次第です。
