今日は「成功するにはポジティブ思考を捨てなさい 願望を実行計画に変えるWOOPの法則」で有名なエッティンゲン博士の研究を見てみます。



ポジティブな空想でうつ症状に…!

ニューヨーク大学のガブリエル・エッティンゲン博士の2016年の研究によると、ポジティブな空想とメンタルの関係について調べてみたそうです。
そもそも皆さんはポジティブ思考(ポジティブシンキング)は、うつ病から人を守ってくれる…!と思っております。ただ、この考えって怪しいよね~ともなっていたんでこの度チェックしてみることにしたんだとか。
この研究は、4つの実験を行っておりまして、子どもや大学生、成人など様々な人のポジティブ思考の度合いとその後のうつ病傾向を見てみたそうな。
実験期間は最大7か月でして、その間定期的にうつ傾向を調べてみたらしい。
んでその結果はいずれも同じ感じでして、

  • 実験開始直後はポジティブな空想でうつ病の症状が減少していた…!
  • んがしかし、時が経つにつれ、ポジティブな空想でうつ病の症状が悪化していった…!

とのこと。
一例をあげておくと大学生を対象にした実験では、学校成績の低さについて、ポジティブな空想とうつ病の症状を見てみたそうです。
結果、最初は良かったものの1ヶ月後にはうつ症状が悪化したみたい。しかも恐ろしいのが、普段からポジティブ思考な大学生程、うつ症状の悪化率が高かったらしく、実験終了の7ヶ月後にも見られたそうな。
つまり、ポジティブな空想ってのは、ちょいポジティブにして後はずーっとネガティブにするという目先の効果しかないみたいです。



個人的考察

じゃあ、どうすりゃ良いんだ…?ってなるんですが、そこでポイントなのは「ポジティブな空想」が良くないってこと。
そして目指すべきは「ポジティブな予想」なんですな。
ん、空想と予想って何が違うんだ…?ってなりそうですが、こちらについては、まとめ記事である「ポジティブシンキングの罠にハマったら大変だよ~って話」をご覧いただくとよろしいかと思います。



参考文献