2024年にノッティンガム大学から発表されたADHDに関連する影響についてのアンブレラレビュー(非常に質の高い研究)を見てみよう! その13「ADHDと人間関係・社会的交流」
これまで見てきたものについては、
をご覧ください。
今回は「ADHDと人間関係・社会的交流」編です。
人間関係・社会的交流
ADHDは、人間関係や社会生活上の困難とも関連があり影響も様々である。
ADHDを持つ子供は、そうでない子供に比べて、友人関係や社会性での障害が著しく大きい。社会的機能問題や友人関係でのトラブルは、特にADHDを持つ女の子に多い。
社会的機能問題は、子供と先生とのやり取りでも影響が出る。ADHDを持つ生徒は先生との信頼関係が低い。また、先生もADHDを持つ生徒は他の生徒に比べて、感情的な親密さが低く、協力関係になく、対立関係の増加を経験するケースが多い。
ADHDは成人の親密な関係に強い影響を及ぼす。ADHDを持つ成人は離婚率が高く、恋愛関係での満足度が低く、パートナーとの関係で苦労するケースが多く、親密さも低く、親密さへの恐怖を感じる傾向もある。ADHDは、親密なパートナーとの暴力、怒り、敵対的な葛藤、葛藤解決率の低さとも関連がある。性的関係の点では、ADHDの人は性的満足度が低く、性欲が強く、自慰の頻度が多く、性機能障害が多く、性的健康が悪く、恋愛関係が難しい。またADHDを持つ成人には、子育ての困難さもよく見られる。
個人的考察
とりあえず今回はここまで。
続きは明日になります。
参考文献
最後にご紹介します。
