【加筆内容】オメガ3脂肪酸は大事!ではどれぐらい魚を食べれば良いのか?
オメガ3脂肪酸を積極的に摂取しようと書いております当ブログ。
なんせ健康への効果が大きいものですから。
例えば、
- 2015年のサウサンプトン大学の研究:オメガ3脂肪酸は抗炎症作用がすごい…!
- 2013年のサウサンプトン大学の研究:オメガ3脂肪酸は免疫調節機能がある…!
- 2006年のタフツ大学の研究:オメガ3脂肪酸で認知症発症リスクが47%も有意に減少した…!
- 2010年のカリフォルニア大学アーバイン校の研究:体内のオメガ3脂肪酸が少ないとアルツハイマー病リスクが高かった…!
って感じ。
オメガ3脂肪酸は大事…!ではどれぐらい魚を食べれば良いのか…?
オメガ3脂肪酸や魚のおすすめ摂取量を知るに当たり参考になるのが2016年のワシントン州立大学の研究になります。これは2015年版のアメリカ食事ガイドラインでして、中身を見てみると、
- 様々な魚介類を1週間に約240g(1週間に2食)食べることをオススメするよ…!
と記載があるんですな。
これを参考にするとEPAとDHAの平均摂取量は1日250mgって感じ。
また2011年のワシントン州立大学の研究(2010年版のアメリカ食事ガイドライン)によると、鮭やニシン、サバ、マグロなどの脂肪の多い魚はビタミンDが豊富らしく、赤身魚よりもEPAとDHAの含有量が多いみたい。
- 脂肪の多い魚(鮭、イワシ、ニシン、サバ、マグロなどの油の多い冷水魚)を1週間に1回(120g)食べるとオメガ3脂肪酸の推奨摂取量(1日250mg)を達成できる…!
- エビ、ロブスター、ホタテ、タラは複数回食べないと推奨摂取量を達成できない…!
とのこと。
青魚だと少ない量で推奨摂取量を満たせるけど、赤身魚は多めに食べないといけないかもですね。
個人的考察
因みに魚の調理法にも注意は必要でして、2003年のワシントン大学の研究によると、
- 魚の摂取量が多いほど心不全のリスクは低くなる…!
- 但し、揚げた魚(フライ)の摂取量が多いほど心不全のリスクは高くなる…!
とのこと。
つまり魚を揚げちゃうとせっかくのメリットが失われちゃうんですな。
そのため、魚の調理法として揚げるのは不適切だそう。やっぱり魚は刺身、焼き魚、煮つけ、缶詰が良さそうですね。