それでは早速見ていきます。



実験4

実験4では、参加者75名(男性36%、平均年齢36.56歳)を対象に、実験1aと同じフランシスの話を聞いてもらったそうな。その後、同じく参加者たちにフランシスの印象を聞いてみたらしい。
次の流れも同じでして、グループに分かれて新しい追加情報を聞いてもらったんだとか。
んでここからがちょっと違いまして、参加者たちに以下の話をしたみたい。

  • 先ほどのフランシスに関する新しい情報を得たとき、この新しい情報はフランシスの以前の行動の意味をどの程度変えましたか…?1(全く変えなかった)から9(大きく変えた)までの中から選んでください。
  • 私たちの考えは、すぐにまとまることがあります。一方で、徐々にまとまることもあります。先ほどのフランシスに関する新しい情報を得たとき、フランシスの行動の意味についての考えは、すぐにまとまりましたか…?それとも徐々にまとまりましたか…?1(すぐに)から9(徐々に)までの中から選んでください。
  • 私たちは時々、深く考え、それによって思考は非常に広範囲に及ぶことがあります。一方で、深く考えず直感に従った場合、思考はそれほど広がりません。先ほどのフランシスに関する新しい情報を得たとき、あなたはどれくらい考えましたか…?あまり考えませんでしたか…?それともたくさん考えましたか…?1(あまり深く考えなかった)から9(深く考えた)までの中から選んでください。

これらを回答してもらった後、もう一度フランシスの印象を聞いてみたそうです。
結果、

  • 思考スピード又は熟考度のいずれにおいても、有意な相関関係はなかった…!
  • 但し、新しい情報が以前の物語の意味を変えたという考え方が重要だった…!
  • また、思考は、徐々にではなくすぐにまとまること、思考の広がりが小さいことは関連していた…!

とのこと。
どうやら第一印象を変えるには、最初の物語の詳細を少なくとも短時間は再検討して意味を再構築する必要がありそうですね。そこに深く考える必要はないみたい。



個人的考察

ということで今回はここまで。
次回に続きます。



参考文献

最後にご紹介します。