以前にご紹介した通り、Googleはマインドフルネス瞑想を取り入れているみたいで、社内には瞑想の専用スペースまであるそうです。
んで、Googleがなぜそこまでしてマインドフルネスに積極的かと申しますと、単純に生産性がアップし、ビジネスに使えるから…!とのこと。もうちょい具体的に言いますと、セルフコントロール力のアップや自分を良く知ることが出来る・客観的に見られるようになるからということです。
ということで今回は、Google社員の10人に一人はやっているマインドフルネス瞑想のやり方を見てみましょう…!



マインドフルネス担当の中心人物であるビル・ドウェインさんから学ぶ、Google式マインドフルネス瞑想

「グーグルのマインドフルネス革命 グーグル社員5万人の「10人に1人」が実践する最先端のプラクティス」には、Googleマインドフルネス担当の中心人物であるビル・ドウェインさんのインタビューが掲載されております。
その中に、実際にGoogleで行われているマインドフルネス瞑想のやり方が載っていましたのでご紹介しておきます。

  1. 身体感覚に意識を集中:椅子に座り背筋を伸ばす。次に身体の重さを感じつつ、そっと目を閉じる。意識がそれても身体感覚に意識を戻し、他の感覚はただ観察するのみ。
  2. 呼吸に意識を集中:鼻呼吸の際の鼻孔や肺・腹のふくらみ、吸って吐くスピードなど呼吸の動作の中で一番意識を集中しやすいものを観察し続ける。意識がそれたらそっと呼吸に意識を戻す。
  3. 慈悲の瞑想:今日出会った人との楽しい会話を思い出す。なければ昨日、一昨日と遡って思い出す。次に心の中又は声に出して次の言葉を言う。「○○さん(イメージした人)は、心と体を持っています。私と同じです。」、「○○さん(イメージした人)は、気持ちや感情、考えもあります。私と同じです。」、「○○さん(イメージした人)は、悲しんだり、がっかりしたり、怒ったり、混乱したりすることがあります。私と同じです。」、「○○さん(イメージした人)は、人生で肉体的、精神的な苦しみを経験しています。私と同じです。」、「○○さん(イメージした人)は、人生で喜び、幸せ、愛を経験しています。私と同じです。」、「○○さん(イメージした人)は、幸せになりたいと思っています。私と同じです。」、「○○さん(イメージした人)が幸せでありますように」、最後にゆっくり目を開ける。

つまり、呼吸瞑想+慈悲の瞑想って感じですね。



個人的考察

以前に紹介した「サーチ! 富と幸福を高める自己探索メソッド」にもGoogle式のマインドフルネス瞑想のやり方は載っていたのですが、若干違いがあるので見比べても面白いですよー。



参考文献