前回紹介した「ファインラボ ホエイプロテイン ピュアアイソレート ラ・フランス風味」が飲み終わりました。これで現在売られている「ファインラボ ホエイプロテインピュアアイソレート」シリーズの全ての味を試したことになります。
んで実はこれらを試しているときに気になっていたプロテインがありまして、今回はそれを買って試してみた話です。



ザバス プロ アドバンスト ホエイプロテイン プレミアム チョコレート風味

では早速に気になっていたプロテインをご紹介していきます。
そのプロテインとは明治さんの「ザバス プロ アドバンスト ホエイプロテイン プレミアム チョコレート風味」です。ザバスのホエイプロテインは以前に結構試していた時期がありまして、その際、チョコレート味やリッチショコラ味という今回とほとんど同じ感じの味も試していました。
じゃあ、何で今回のが気になったかと申しますと、「アシッドホエイプロテイン」を使っているってところなんですよ。
以前に書いた通り、そもそもホエイプロテインは大きく2つに分かれまして、

  • ホエイプロテイン・コンセントレート(WPC):安いがタンパク質量がやや少ないし、乳糖の量が多い
  • ホエイプロテイン・アイソレート(WPI):タンパク質量が多く、乳糖の量が少ないが、価格が高い

って感じで、基本的にアイソレートの方が良い感じで使っている方も多いんですよね。そして「アシッドホエイプロテイン」はコンセントレートになります。アイソレートじゃないんだ…って感じになるんですが、アシッドホエイプロテインはちょっと面白いんですよ。

  • アシッドホエイプロテインとは、ロイシンの含有率が高いホエイプロテイン・コンセントレート(WPC)である
  • 普通のホエイプロテイン・コンセントレートはチーズホエイを濃縮し、粉末化したチーズホエイプロテインを使用する
  • カゼインとホエイに分離させたものを濃縮し、粉末化したものが「アシッドホエイプロテイン」である
  • トレーニーは、タンパク質量や脂質・乳糖の少ないホエイプロテイン・アイソレート(WPI)を求める傾向があるが、チーズホエイプロテインを精製したものの為、アミノ酸組成はチーズホエイプロテインとあんま変わらない。
  • アシッドホエイプロテインはカゼインを製造する過程の副産物を粉末化したもので、BCAA(分岐鎖アミノ酸:バリン・ロイシン・イソロイシン)やEAA(必須アミノ酸)の含有率が高い

のようになっております。う~ん。気になる…。
ということで早速購入してみました。
届いた商品の表面はこんな感じです。


裏面はこんな感じです。


サイズは1kgはなく800gでして、購入当時は5,500円でした。前回まで買っていた「ファインラボ ホエイプロテインピュアアイソレート」シリーズは1kg5,500~6,500円ぐらいだったので、なかなかの金額ですね。
ではいつも通り各項目をチェックしていきましょう…!


泡立ち・ダマ・沈殿

泡立ち・ダマ・沈殿のチェック結果です。
まず泡立ちに関してはほぼなしといった感じです。すぐ作れてごくごく飲めますね。
次にダマですが、こちらは水に入れた先から溶けていくんで出来ることはまれだと思います。因みに水の量を少なくしまくると出来ました(笑)
最後に沈殿ですが、こちらはほとんどといっていい程残りませんね。
ということでこの3項目に関しては非常に高評価でした。特に水に溶けるスピード感は感動的でしたね。


味・容器に匂いが残る問題

お次は味・匂いが残る問題です。
まず味についてですが、これは人工甘味料(アスパルテームやスクラロースなど)を使って再現しておりました。飲んだ第一印象は、かな~り濃いチョコレート味…!ってところ。ちょっと濃すぎるような気もしますが、まぁ、この辺は好みもありそうですね。
続いて容器に匂いが残る問題ですが、こちらは全く気になりませんでした。良い感じ。


その他のポイント

最後はその他のポイントです。
この商品は1食分(1杯分)を作るのに付属のスプーン4杯分をシェイカーに入れる必要があります。そう、800gしかないのに4杯です。つまり、すんご~いスピードでなくなっていきます…!
1日の飲む頻度にもよりますが、1kg1ヶ月ほど持つ私が3週間ほどでなくなってしまいました。この価格でこのスピードでなくなっていくのはお財布に厳しいですね…。



個人的考察

ということで、気になったアシッドホエイプロテインを試してみたぞ…!というお話でした。
物は良いんですが価格が高めなんで、コスパ的には厳しいですが、気になる方は試してみてもよろしいかと思います。



参考文献