超集中状態!フロー・ゾーンの入り方について考えてみる!
皆さんはフロー・ゾーンってご存知ですか…?
フロー・ゾーンってなに…?
フロー・ゾーンは、心理学者ミハイ・チクセントミハイ博士(Mihaly Csikszentmihalyi)って人が提唱した概念になります。
チクセントミハイ博士などの2021年の研究によれば、その始まりは、チクセントミハイ博士がまだ博士課程中だった時の1965年まで遡るそうで、当初は創造性の考察から始まったらしい。その後、研究対象を主観的経験の心理的決定要因へと広げて、良い人生とは何ぞや…?となり、最終的にたどり着いたのがフローだったんだとか。
んで、そのフローは、色々な呼び方をされておりまして、例えば、フロー状態(Flow State)やゾーン(zone)、ピークエクスペリエンス(peak experience)などとも言われます(以下「フロー」と記載)
そしてフローとは、超集中状態のことを言いまして、もうちょい具体的に言うと、
- 目の前のことに完全に没頭し、時間や自我を忘れ、最高のパフォーマンスを発揮している精神状態のこと
を言うんだそうな。
おそらく皆さんも一度はご経験があるように、没頭・熱中して気付いたらこんな時間に…!みたいな時がフローですね。
因みにチクセントミハイ博士はフローで有名な書籍も出版されておりまして、
- 1975年の「Beyond Boredom and Anxiety」:邦訳・1991年の「楽しむということ」、2001年の「楽しみの社会学」
- 1990年の「Flow:The Psychology of Optimal Experience」:邦訳・1996年の「フロー体験 喜びの現象学」
などがあります。
そしてチクセントミハイ博士は、フロー状態に入る方法についてもまとめてくれておりまして、それが以下の8つとなっております。
- 挑戦とスキルのバランス:難易度設定が丁度良いかどうか…?簡単すぎるとダレるし難しすぎると諦めちゃうんで。
- 行動と意識の融合:やろうと思った瞬間に即行動すると一気に集中モードに入っていきやすい。
- 目標の明確化:ゴールが分からないと今どれぐらい進んだのか謎なんで。前進感は超大事。
- 即時かつ明確なフィードバック:今やっている事が合っているのか間違っているのか、明確なフィードバックを得られると、修正できるんでゴールまで一直線になる。
- 目の前のタスクに集中する:シングルタスクの意識や環境を整えるとフローに入りやすい。
- 自己コントロール感:自分がやりたいと思い、自分が思った通りやれることで熱中しやすくなる。
- 時間の変容:フローは時間間隔がなくなる。没入感からあっちゅう間に時間が流れていく。そのため時間的余裕・精神的余裕を作っておくと良い。
- 自己意識の喪失:集中力が高まってくるとそもそも今自分が集中している状態にすら気づかなくなる。行動のままに動くべし。
フロー経験を思い出すと確かにこれらは条件として該当している感じがしますな。
まずはジョッシュ・ウェイツキンさんの「習得への情熱 チェスから武術へ 上達するための 僕の意識的学習法」から。
ジョッシュ・ウェイツキンさんは、幼少期チェスの神童と呼ばれ、アメリカのジュニアチェス選手権で2年連続優勝、18歳以下部門の世界チェス選手権でベスト4になった人なんだとか。その後、太極拳の世界選手権覇者にもなった超人であります。
そんな文武両道を体現したウェイツキンさんがどうやって心身のトレーニングしてきたかが書いているんですな。
ジョッシュ・ウェイツキンさんから学ぶフロー
次にフローの入り方の練習法として参考になるものをいくつか見ていきます。まずはジョッシュ・ウェイツキンさんの「習得への情熱 チェスから武術へ 上達するための 僕の意識的学習法」から。
ジョッシュ・ウェイツキンさんは、幼少期チェスの神童と呼ばれ、アメリカのジュニアチェス選手権で2年連続優勝、18歳以下部門の世界チェス選手権でベスト4になった人なんだとか。その後、太極拳の世界選手権覇者にもなった超人であります。
そんな文武両道を体現したウェイツキンさんがどうやって心身のトレーニングしてきたかが書いているんですな。
んでこれを見ると、チェスにしても太極拳にしてもトレーニングではフロー状態に入っているんですよ。ではフロー状態にどうやって入るように練習したのかと言いますと、強度の高いトレーニングで強制的にそれだけしか考えられない状態=フロー状態にしていたって感じ。これを繰り返していたんですな。
確かにHIITなんかをやって限界なとき、苦しいことと息をすることしか考えられなくなって、他のことを考えるスキマなんてないですしね。あれはまさに人工的に作ったフローと言えましょう。
スティーヴン・コトラーさんから学ぶフロー
続いてご紹介するのはスティーヴン・コトラーさんの「超人の秘密 エクストリームスポーツとフロー体験」です。
スティーヴン・コトラーさんはアメリカのジャーナリストでして、タイトルの通り、超人と呼ばれるエクストリームスポーツのアスリートたちを追って、それをまとめてみた書籍となっております。
スティーヴン・コトラーさんはアメリカのジャーナリストでして、タイトルの通り、超人と呼ばれるエクストリームスポーツのアスリートたちを追って、それをまとめてみた書籍となっております。
んで、これまたタイトル通りなんですが、エクストリームスポーツ…つまり、命がけのスポーツを行う人たち、特にアスリートはそろってフロー状態になっているパターンが多いんですよ。
というのも、そもそもフロー状態ってのはそういう時に発動するよう、設計されているからなんですな。
もうちょい詳しく書くと、フロー状態は超集中状態なんで、周りの状況が一切入ってこなくなります。つまり無防備状態になるんですよ。この状態になると外部情報が一切入ってこないんで、危ない状況でも全く気付けません。
そのため太古の昔から、普段は外敵や天敵に襲われないよう、注意が分散されるようデフォルト化したみたい。
ただ、その外敵や天敵に襲われた場合、つまり命がかかった場合は別です。そこを乗り越えなければ次がないんで、助かることに全集中しなければいけません。つまりこの時にフローが発動するんですな。
そのため、エクストリームスポーツを行うことはフロー状態のトレーニングに使えるみたいです。
ということで以下にエクストリームスポーツをいくつか挙げておきますので趣味としてやってみるのもアリかと。
- スケートボード
- BMX
- マウンテンバイク
- スカイダイビング
- パラグライダー
- サーフィン
- スキー
- スノーボード
- ロッククライミング
更に詳しくはwikiのエクストリームスポーツのページが参考になるかと思います。
個人的考察
エクストリームスポーツでフロー体験ができるぞ…!って話は実体験からも非常に納得できるな~と思いました。
というのも長年スキーをやっていまして、30度ぐらいの角度から滑る時、フロー状態を感じるんですよ(定規でみると30度って大したことないように見えるけど実際斜面に立つとヤバい)。特に40度を超えた斜面を滑り降りる時なんか、滑るっていうより落ちている…!って感覚で、もうそりゃフロー状態にならない方が難しいんですな(笑)
ただ滑り降りた時の快感なるやこれまたヤバくて、そんで何度も何時間も滑っちゃうわけですよ。そういえばHIITをやった時も、毎回死ぬ…!って思って終わると達成感とかヤバいんで同じですね~。あの時脳を見たらドーパミンドバドバなんだろうな~。
参考文献
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