双極性障害の方はクリエイティブ性(創造性)が高いのか?
双極性障害(躁うつ病)は、気分がハイな状態とうつな状態がジェットコースターのように上がったり下がったりするものでして、この気分の波にさらわれると、
等のような状態になってしまいます。
この気分の波にさらわれ、海岸に戻ってくるのに一苦労している方を事業所で見かけると、本当、難しい病気だよなーと思う次第です。
そんな大変な双極性障害ですが上で書いたように、アイディアが湧きまくる…!って話があります。つまり双極性障害の方はクリエイティブ性(創造性)が高いって話ですね。
双極性障害の方はクリエイティブ性(創造性)が高いのか…?
2006年のスタンフォード大学の研究によると、双極性障害の方はクリエイティブだ…!って言われるけど本当なのか調べてみたそうです。
まず研究者たちは、参加者153人を以下の4グループに分けたそうな。
- 双極性障害の方(49人)
- 大うつ病の方(25人)
- クリエイティブな仕事をしている方(32人)
- 健康な方(47人)
続きまして、全員に4種類の創造性テストを行ってもらったとのこと。
最後にグループ間で違いを見た結果、
- 双極性障害の方・クリエイティブな仕事をしている方は、健康な方(コントロール群)と比べて、明らかに創造性が高かった…!
- 創造性テストのうちの一つのみ、クリエイティブな仕事をしている方は大うつ病の方よりも創造性が高かった…!
- その他は全て差がなかった…!
そうです。
どうやら双極性障害の方はクリエイティブ性が高い傾向にあるみたいですねー。