何年前か忘れましたがテレビとかで、セルフチェックで片足立ちの時間を調べると良いよ…!って話を聞いたことがありました。
んで、数秒で両足をついてしまう人は注意した方が良いとも聞きました。
今回は、この内容を調べた研究がありましたんでご紹介しておきます。


片足立ち時間が20秒未満だとヤバいかも…。

2014年の京都大学大学院医学研究科附属ゲノム医学センターの研究によると、高齢者の脳小血管疾患(cSVD:脳の小さな出血や脳の小さな血管が詰まるような症状のこと)は脳卒中と大きな関係があるけど、姿勢の不安定さで見分けられるのではないか調べてみたそうです。この研究に参加したのは、1,387人(平均年齢67歳)の中高年の方々。
なんでも、姿勢の不安定さは、片足で立った時間で計測したそうで、参加者全員に片足立ちをしてもらい、時間を記録したとのこと。
更に、MRIにかけて、脳小血管疾患(cSVD)を調べたんだそうな。最後に軽度の認知症なのかどうかを質問票を使用して調べたそうです。
結果、何が分かったかというと、

  • 片足立ち時間が短い人、特に20秒未満の人は、脳小血管疾患(cSVD)の可能性が高かった…!

そうです。
つまり、

  1. 加齢により脳の小さな血管(毛細血管)が出血したり詰まったりする
  2. 知らないうちに認知症っぽい感じになる
  3. バランスがとりづらくなり、片足立ちが難しくなる…!

のようなことが起きるみたい。
この結果に研究者曰く、姿勢の不安定さは、明らかに健康な見た目の参加者でも、初期の脳の病理学的変化と機能低下に関連していることがわかったとのこと。
見た目が普通で健康でも片足立ちが20秒未満しかできないなら、ちょっと気を付けた方が良いかもってことですね。



個人的考察

ということで、早速自分も試してみましたが、とりあえず20秒以上は立てました。
気になる方はその場でできるのでお試しになってはいかがでしょうか…?