カロリー制限や運動をしているのになかなか痩せない…!って方は結構いらっしゃるのではないでしょうか…?
そんな方は今回のケースを疑ってみるとよろしいかと思います。



本人が思っている以上に食べてカロリー摂取しているし、思っている以上に運動していない…!

1992年のセント・ルークス・ルーズベルト病院の研究によると、肥満の方はカロリー制限をしていると報告してくるのになんで体重が減らないんだろう…?ってことについて調べてみたそうです。
実験は慢性的な肥満の方224人を対象としたそうで、1日のカロリー消費量、自己申告のカロリー摂取量・運動量、実際の1日のカロリー消費量などを14日間にわたってチェックしたそうな。
んで、結果が、

  • 自己申告のカロリー摂取量は、実際のカロリー摂取量よりも平均47%も少なく見積もっていた…!
  • 自己申告の運動量は、実際の運動量よりも平均51%も多く見積もっていた…!

とのこと。
つまり、本人が思っている以上に食べてカロリー摂取しているし、思っている以上に運動していないってことですねー。
この結果に研究者曰く、一部の肥満の方々で食事のカロリー摂取量が少ないのに体重が減らないということがあるが、報告されているよりもかなり多いカロリー摂取量と身体活動の過大評価が原因で代謝の異常ではない、ということです。
う~ん…。人間はやっぱ自分を客観的に見るのが苦手なんですねー。



個人的考察

今回の結果を踏まえると、カロリー制限や運動をしているのになかなか痩せない…!って方は実際に記録を取って客観的に把握してみると良いかもしれませんねー。