運動は健康に良い…!は言わずもがな。
んがしかし、

  • 運動したくない…。
  • 運動は面倒だ…。

って感じで運動を続けるのはすんごい難しいんですよね。
そして運動をしない・続けられない理由を皆に聞いた1994年の研究によれば、時間がない…!が圧倒的に多かったらしいんですよ。これも分かるな~。
では他にはどのような理由があるのかってことで早速今回の研究を見ていきましょう…!



皆が運動をしない理由は何か…?

2002年のクイーンズランド大学の研究によると、成人の普段の運動頻度と個人・社会・環境要因がどう関係しているのかレビューしてみたそうです。
元々同じようなレビューはあったそうなんですが、今回はそれらをアップデートしよう…!となったみたいですね。因みに元々あったレビューってのは1999年に発表された研究で、1992年~1997年の間に発表された45件の研究を含む、約300件の成人の運動頻度を決める要因をまとめたものでした。
んで今回新たに加えようとした範囲は1998年~2000年9月までに発表された研究で、ピックアップすると38件もあったそうな。これらの研究のサンプル数は56人~16,178人と幅が広く、中央値は1,088人で、38件のうち7つが縦断研究だったらしい(この分野の研究は横断研究がほとんど)
では早速ポイントを見てみましょう…!

  • 新たな研究でも、以前から運動頻度と相関関係があると言われているものはやはり関係していた…!
  • 運動頻度と相関関係にあるのは、配偶者の有無、肥満の有無、喫煙の有無、時間の不足、過去の運動経歴の5つが大きく関係していた…!
  • 運動頻度と環境要因はかなり関係がありそうだった…!例えば、自宅に運動道具があるか、運動施設へのアクセスは良いか、レクリエーション施設の満足度はどうか、治安はどうか、丘陵地帯か、知人などの運動頻度はどうか、景色が良いかなどが関係していそうだった…!
  • マイノリティや中高年、障がい者など、今まで十分に研究されていなかった人口グループにも焦点を当てた研究があった…!

横断研究では結婚すると運動頻度が減っていたけど、縦断研究では結婚した方が運動するようになったなど多少のズレはあったみたいですが、おおよそ同じ結果が出た感じですね。
また以前から挙げているように人間は社会的な生き物なんで、運動に於いても周囲の環境は大事そうです。因みにダイエット食事なんかでも大事だったりします。



個人的考察

配偶者の有無、肥満の有無、喫煙の有無、時間の不足、過去の運動経歴、環境要因が挙げられていましたが、そもそも運動の習慣化のために結婚する…!とかはおかしいし、そりゃ太っていれば運動の習慣なんてないよね~って感じが致しました。
ともなれば今から現実的に運動の習慣化をアップさせるためには、


に力を入れると良いんじゃないですかね~?