オンラインデートの研究から学ぶ、就職活動の自己PRの書き方・面接時の話し方
今回の内容は題材が題材なんで書くか迷ったんですが、就職活動に役立つんでやっぱ書くことに決めたものになります。
ということで今回は、オンラインデート(出会い系サイト)で選ばれやすい人と実際に会って好感度が高い人の共通点を調べた研究をご紹介しつつ、ここから、じゃあこの研究結果をどうやって就職活動の書類作成(特に自己PR)と面接に活かすのか…?についてご紹介します。
オンラインデートの研究から学ぶ、就職活動の自己PR対策・面接対策
2015年のクイーン・メアリー大学の研究によると、オンラインデートを求める人々(出会い系サイトを利用する人々)はどのような基準で、実際に会おう…!となるのか、会った時の好感度アップの共通点は何かについて調べてみたそうです。この研究は3,938件の研究から86件の研究をピックアップした系統的レビューとなっております。では、早速、実際に会いたくなる共通点について見ていきましょう…!
- 検索した際、名前が上位に表示される人(これはなんとなく分かりますね)
- 写真がイケメンor美女(まぁ、ですよねって感じ(笑))
- プロフィールの文章(自己PR文章)が、簡潔で読みやすい
- プロフィールの文章(自己PR文章)は、自己紹介で7割、相手への条件が3割が理想
- 実際に会ったとき、プロフィールと実際の人物のイメージが近かった(まぁ、ですよねって感じ(笑))
- 対面時の会話では、ユーモアを加えたシンプルな言葉を使っていた
とのこと。
では、冒頭で書いた通り、この研究結果を踏まえて就職活動へ活かす方法を考えていきたいと思います。
イケメンor美女になるのは難しいけど、写真屋さんで写真を撮ることによって、ある程度、イケメンor美女のメリットを得られる可能性がある…!
まず、履歴書の写真や面接時で大事な見た目についてです。イケメンor美女は有能に見えるって研究があったり、有能無能は一瞬で判断される…!って研究がある通り、履歴書の写真や面接時にあった見た目の印象ってのは非常に大事な物であります。そして、残念なことにイケメンor美女は有利なんですよね(目がテン!でもはるか昔実験していた)
では、ここの対策についてですが、写真は証明写真機で撮らず、しっかり写真屋さんに行って撮ってもらうと良いです。そしてできれば就職活動用の写真を撮るのに慣れた写真屋さんを調べて価格が高くても撮ってもらうのがよろしいかと思います。更に写真データを売ってくれる、もらえる場所だと尚良しです。
証明写真機だと圧倒的に光量が足りず、どうしても暗い感じや健康的な顔色にならないんですよね。その点、写真屋さんは光量はばっちりです。また、証明写真機は取り直しに回数制限が多いですが、写真屋さんは良い表情が撮れるまで様々な声掛けをしつつ何枚も撮ってくれます。そして、写真屋さんはフォトショップでトーンカーブをいじったりして加工してくれるんで良い感じの写真になるんですよー。このデータをもらえる(売ってくれる)と、後にデータを持ち込んで複製してもらったり、自分で写真用紙に印刷したりできるんで非常にコスパがよろしくなります。
まとめると、イケメンor美女になるのは難しいけど、写真屋さんで写真を撮ることによって、ある程度、イケメンor美女のメリットを得られる可能性がある…!ってことですね。
自己PR文章の書き方・話し方はここに注意すべし…!
次に、履歴書に書いたり、面接で言うことのある自己PRについてです。例えば、履歴書の自己PR欄を文字でびっしり埋める方がおります。そのやる気は素晴らしいのですが、読み手のことを考えていないんですよね。例えば辞書とあっさりした文字+画像(雑誌、マンガなど)ではどちらが読みやすく、見る気がするでしょうか…?つまり、上記研究でも出ている通り、自己PR文章は、簡潔で読みやすく書くことを意識するのが最も重要になります。また、自己PR文章は、7割が自己紹介つまりPR部分で、残りの3割が相手への条件、つまり相手(企業)に役立ちそうなこと(活かせそうなスキル)を書くとよろしいかと思います。面接時も同様にこの当たりを意識して話すとよろしいかと思います。
嘘は書かずありのままの自分の良さ、強みで勝負する…!
そして、書類選考に合格し、面接に呼ばれ、いざ、対面したときに書類で書いていたことと違わないよう注意することが重要です。たとえば書類で「明るいのが強みです…!」と書いているのに実際に会ったら元気がなく、下ばかり向いていたらまずいですよね(笑)。こうなるとハロー効果が働き、確証バイアス作業に入ってしまうので、内定をもらうのはかなり難しくなってしまいます。そのため、嘘は書かずありのままの自分の良さ、強みで勝負するのが結果的に合格が近づくように思います。強みが分からない人はビッグファイブやリフレーミングを使ってみてください。面接時の会話は、ユーモア+シンプルに…!
最後に、面接時の会話については、ユーモアを加えたシンプルな言葉を使ってしゃべるとよろしいかと思います。これは会話のテンポで書いた目の前で起こっているように生き生き話すということを意識しつつ、結論→理由で話すなど意識していくとよろしいかと思います。また、ユーモアについては緊張をほぐす、注意をひきつける程度に使っていくとよろしいかと思います。具体的には、自己開示(自分の失敗談など)を入れると良い感じです。特に真面目なタイプはギャップを使うとよろしいかと思います。個人的考察
以上、オンラインデートの研究から学ぶ、就職活動の自己PRの書き方・面接時の話し方でした。ぜひ、練習し、本番で活かしてみてください。