当ブログでは「ミトコンドリア」さんがたまにご登場します。
そしていずれも、超大事だ…!的なことを書いているんですな。
でも、そもそもミトコンドリアってのは何なんですかね…?学校の生物の授業か何かで聞いたことはあるけど…って方も多いんではないかと。
そこで今回はミトコンドリアについて基本を押さえておこうかと思います。



ミトコンドリアってなに…?

ミトコンドリアを知る上で、参考になるのが「ミトコンドリアから読み解く老化と再生」って本になります。個人的に非常にわかりやすい文章で書かれていたんですよ。
んで、早速結論から言いますと、

  • ミトコンドリアとは、細胞内にあるエネルギー工場である…!

って感じ。
ただ、これだとざっくりしていて分かったんだが分からないんだかイマイチなんで、もうちょい噛み砕いて見てみましょう。
人間は、生きている限りエネルギーを使います。例えば、何もしてないように見えても、呼吸をしていたり、心臓を動かして血液を流したり、姿勢を保っていたり、無意識に脳で考え事をしていたり…。パソコンやスマホで置き換えると、電源を入れている限り電池を使うみたいな感じですな。つまり常にエネルギーが必要なんすよね。

ではどうやって人間はエネルギーを補充しているんでしょうか…?ここでパッと思いつくのは「食事」でしょう。食べた物がエネルギーになる…!みたいな…。
これは確かに正しいです。食べたものはエネルギーになって人間は生き続けられますからな。但し、これはあくまで超ざっくりしたお話。実際は食べた物がそのままエネルギーになるのではなく、変換されて使われているんですよ。
じゃあエネルギーに変換しているのは何なんだ…?ってことで、その答えがミトコンドリアなんですな。だから「エネルギー工場」と呼ばれるんですよ。そして、ミトコンドリアはアデノシン三リン酸(ATP)というエネルギー源を作ります。そしてこいつを変換してエネルギーを作り生きているんですな。

ではミトコンドリアというエネルギー工場の原料は何なんでしょうか…?
現実の工場でも原料がないと何も作れないように体も同じですからね。それが食べ物、もっというと、酸素や栄養素になります。
タンパク質はアミノ酸に、炭水化物はブドウ糖に替わり、脂質とともにミトコンドリアのエネルギー工場に運ばれ、ここで酸素と反応してアデノシン三リン酸(ATP)というエネルギー源が作られるって感じですな。
因みに人体に限らず生物ってのは超複雑で、各臓器、各部位によって多種多様なエネルギーが必要であります。これらそれぞれのエネルギーを別々に作り出すのは大変です。そのため全てに使える、万能なエネルギー源であるアデノシン三リン酸(ATP)をミトコンドリアが一括で製造しております。
つまり流れをまとめると、

  1. 食事をする(栄養素を取り込む)
  2. タンパク質がアミノ酸に、炭水化物がブドウ糖に替わりつつ、脂質とともにミトコンドリア(エネルギー工場)に運ばれる
  3. ミトコンドリアで酸素と反応して(加工され)、アデノシン三リン酸(ATP)という、体内のどこでも使えるエネルギー源が作られる
  4. エネルギーが必要な各臓器、各部位で使われる…!
  5. 活力のある元気な生活が送れる…!

って感じ。
こう見ると、ミトコンドリアさんは非常にありがたい存在であります。



アポトーシスの発動にも関わっているぞ…!

ミトコンドリアは、細胞の死にも関わっております。…っとこう聞くとなんだか怖い、悪いことのようにも聞こえますが、実は元気に生きていく上で超大事な事なんですよね。
まず細胞の死とは、細胞によって構成された動物などの生物そのものの死ではなく、細胞自体の死のことなんだとか。
そして細胞の死は大きく分けて以下の2種類があるとのこと。

  1. ネクローシス:壊死(えし)のこと。例えば、ケガや火傷などで損傷を受けてしまった細胞が死ぬこと。
  2. アポトーシス:細胞の自殺のこと。つまり生物がより活発に生きるために、不要な部分をあえて切り捨てること。たとえば、がん化した細胞や病原体を含む細胞を切り捨てる、生物が成長していくために決まった時期に決まった場所の細胞を切り捨てる、古くなった細胞を新しい細胞に置き換える(オートファジー)など。

つまり、よりエネルギーに満ちた状態にするために、あえて行うのがアポトーシスであり、このアポトーシスを引き起こす様々な物質を常に蓄え、必要時、必要な手順で発動させるのがミトコンドリアなんですな。素晴らしい…!



個人的考察

但し、現代人はこのミトコンドリアが上手く機能しなくなることが多いんですよね。それが心身の不調とも関係しているとも言われております。そのため、ミトコンドリアを本来の姿に戻すべく、様々な方法を用いるんですな。



参考文献