さて、お肌のケア(保湿・しわ対策・日焼け)について真剣に考えていきましょうか その5「成分編」
これまで、
を見てきました。
んで前回、保湿にクリームが超大事だと分かりました。
しかしここで困っちゃうのが、
- 何のクリームを使って保湿したら良いのか…?
ってこと。
各社から色々な商品が販売されておりますし、日々新商品も出ているんで、何が良いかと聞かれると、具体的な商品名とかはゴニョゴニョってなっちゃうんですな(ここで特定の商品を紹介してアフィリエイト出来ない正直さが悲しい)
なんで、自分が気に入ったクリームを使ったらいいよ…!ってのが基本的な答えです。王道なメーカーの物や普通のドラッグストアに売っている物なら外れはほとんどないので…。
保湿剤クリームのおすすめ成分は何なのか…?
「さて、お肌のケア(保湿・しわ対策・日焼け)について真剣に考えていきましょうか その2「保湿がしわ対策になる理由」」で紹介した2003年のACO Hud AB社の研究には、クリーム(保湿クリーム)に入っていた方が良い成分ってのが載っていまして、それが以下の3つでした。
- ワセリン:角質層でのバリア修復効果をアップさせる…!
- セラミドを主成分とした保湿剤:アトピー性皮膚炎を改善し、肌からの水分の蒸発を防いでくれる…!
- 尿素を含む保湿剤:アトピー性皮膚炎や魚鱗癬(ぎょりんせん)の肌からの水分の蒸発を防いでくれる…!また正常な肌やアトピー性の肌への刺激を軽減してくれる…!
この3つのうちの、いずれかが入っている商品を選ぶとよろしい感じ。
それと商品の価格と効果の関係については2012年のマウントサイナイ医科大学の研究が参考になります。
そもそも皮膚のバリア機能ってのは、感染症や乾燥、化学物質などから皮膚を守ってくれるものでして、このバリア機能が弱まるとお肌からの水分の蒸発量が増え、その結果、アトピー性皮膚炎や慢性皮膚炎なんかになってしまうんですな。
んで、これまで見てきたように保湿剤は角質層を回復させるとともにお肌の水分蒸散を防いでくれるバリア機能があるんですよ。その結果、お肌のトラブルを改善してくれるんですな。他にも保湿剤には効果があって、例えば水分が逃げないようにしてくれるんで、しわを減らしたり、肌を滑らかにしたり、柔らかくみえるようにしたりします。
そして多くの製品は肌の若返りを謳っているんですが、多くのメリットはグリセリン、ワセリン、ジメチコンなどの成分を含む保湿剤によるものなんだとか。
そのため、従来の保湿剤よりも大幅に高くて効果がある…!と謳っているものも科学的に見れば、市販の保湿剤よりも効果がある訳ではないらしい。
個人的考察
まとめると、高価じゃなくても良いので市販に売っているワセリンなんかを使うと良いよ…!ってことでした。
因みに私が買っているワセリンは「大洋製薬 ワセリンHG 100グラム」です。こちら普通にAmazonなんかで売ってまして、お値段も手ごろだったりします(2025年3月2日現在で1個377円)
私が持っている物はちょっとパッケージが古いんですが、中を見てみますとこんな感じ。
半透明な感じで、臭いはなく、のびーる感じです。
非常に良いもんなんですが、ベタベタするのと、テカリが結構あるっていう難点がございます。但し、余計な物が入っていないんでコスパは最強クラスかと。