会議やグループワークでやる気がない人がいると困るのは皆さんご存知の通り。
そういう人がいる時の会議は無意味極まりないもので、更に多数決なんかで結論を出そうとしたら大体良い結論がでないのはよくある話だと思います。
あれってなんで良い結論にならないのかについて書いておこうと思います。



認知的ケチ・社会的比較理論

まず結論から書くと良い結論がでないのは認知的ケチと社会的比較理論が働くからだと思います。認知的ケチと社会的比較理論とは、

  • 認知的ケチ→自分があまり興味のないことに対して、できるだけ労力をかけずに判断しようとする傾向のこと
  • 社会的比較理論→迷うと周りと比較して平均的な決断をしようとすること

となります。つまり、やる気がない人はめんどくさいから周りに適当に答えを合わせて早く終わらせようとするといったことをしてしまいます。その結果、多数決で適当な答えに票が集まり結論がでるのですが、それが良い結果をもたらさないって感じです。
これは逆にめんどくさい事態になるんでぜひ避けたいですよね~。



個人的考察

やる気のない人が会議にいた場合、上記を意識しておくと無意味な会議を回避して少しでも良い結論を導きやすくなります。例えば意見を深めるときはやる気のある人が中心になるように司会が当てていくとか、多数決ではなく、良いアイディアに着目することを中心に考えて進めていくとかです。この当たりは司会進行役が上手く回せるかにかかっていますが、一番はやる気のない人は会議に参加しないことが望ましいんですけど、それができれば苦労しないんですよね~(笑)