前回は一次的サイコパス・二次的サイコパスについて書きましたが、これらを意識したときよく困る代表例として挙げられるのが批判についてです。ただの批判は無視するのが一次的サイコパスにとって重要なんですが、良い批判の場合も無視すると二次的サイコパスの仲間入りをしてしまうというのが何とも難しいお話。
そこで今回は批判について掘り下げ、無視すべきか、受け入れるべきかの判断基準なんかを書いておこうと思います。



批判を無視すべきか、受け入れるべきかの判断基準

批判をされるのは誰もが嫌な事なんですが中には有益な情報が含まれている場合もあり判断基準が難しいところ。そこで、批判について無視すべきか、受け入れるべきかの判断基準を書いておこうと思います。それは、批判された時に批判が主観的か客観的かを考えると判断しやすいということです。どういうことかというと、人間は主観に左右されやすい生き物であるため、ただの批判は主観的な感情の表出の場合が多いです。
それに対して、客観的な批判というのは自分にとって超大事で受け入れるべき内容が多いのが特徴です。個人の不満や怒りではなく全体から考えた意見の為、自分の利益(批判して相手のマウントを取りたいなど)ではなく、全体の利益を考えた話となります。更に自分が嫌われてもその人や全体の利益のことを考えられるというのも客観的な批判の特徴です。
まとめると、

  1. 批判された…!
  2. 自分が批判された怒りは置いといて、主観的批判か客観的批判かのみ考える
  3. 主観的批判なら無視一択。理由は時間の無駄だから
  4. 客観的批判なら真摯に受け止める。理由は自分の成長につながるから

って感じになります。主観的批判を気にすると自分の感情や目標が不安定になり、時間が無駄になるだけなんで、ここは一次的サイコパスの例にあった無視して経験値稼ぎをしよう…!って考え方が重要になります。
あと、自分も主観的になると批判に対して批判で返したり、悪口を言ったりと不毛なスパイラルへと足を踏み入れることになりますんで、とりあえず批判の怒りは置いといて…って考え方も重要です。要は、メタ認知が大事だ…!ってことなんですが、メタ認知はこんなところにも通じているんですよね~。メタ認知をどうやったらいいかお困りの方は、とりあえず、RAIN脱フュージョンラベリングなんかオススメ。



個人的考察

主観的批判をしてくる人は自分のメタ認知の経験値アップや、一次的サイコパスのレベルを上げるために手伝ってくれていると言えるため、ありがたい存在と言えます。
更に主観的批判を言ってくる人を反面教師としてどこが残念なのか分析してみるとボーナス経験値を得られるのでオススメ(ゲーム脳ですいません(笑))