リフレーミングに役立つ内容をご紹介しておきま~す。



ネガティブは成功への秘訣…!

名著「ネガティブな感情が成功を呼ぶ」によれば、下記のネガティブはリフレーミングするとこんな強みになるとのこと。

  • 怒りっぽい→勇気を出しやすい
  • 悲しみ→嘘を見抜く能力が上がる
  • 不安になりやすい→警戒感が高い・集中力が高い
  • 罪悪感が強い→倫理感の強い

言われてみれば…!と思うのがリフレーミングですよね…!
もし、該当する方は強みとして活かしてみてください。



落ち込みで注意力と分析力がアップ…!

2010年のクイーンズ大学の研究によると、大うつ病になる前のエピソードを持つ41人の大学生とうつ病の病歴がない大学生52人を対象に、悲しい気分の時と幸せな気分の時の精神状態について調べてみたんだそうな。
結果、落ち込んだ気分になると、注意力がアップし、更に、分析力もアップするそうです。
気分の沈みや落ち込みといった状況も使いようによってはなかなかの強みになりそうですねー。



騙されにくくなる…!

2008年のニューサウスウェールズ大学の研究によると、参加者をランダムに分けて、ポジティブな映画、普通の映画、ネガティブな(悲しい)映画を見てもらったんだとか。それぞれがポジティブな気分、いつもの気分、ネガティブな(悲しい)気分になったところで、参加者に以下のインタビューを見てもらったとのこと。

  1. 物を盗んだことを否定した嘘のインタビュー
  2. 物を盗んだことを否定した本当のインタビュー

最後にインタビューされた人の罪悪感と話が本当か嘘かを判断してもらったそう。
気になる結果は、

  • ネガティブな(悲しい)気分の時ほど、騙されなかった…!

そうです。
逆にポジティブな気分の場合ほど、騙されやすかったということで、この当たりも上手く使うと強みになりそうですね~。



注意力・集中力・空間認知機能が高まる…!

2007年のマクマスター大学の研究によると大学生115人を対象にうつ症状(落ち込みや悲しみ)が注意力や集中力にどのような影響を与えるのかを調べたそうな。
結果、うつ症状(落ち込みや悲しみ)で、注意力や集中力がアップしたとのこと。更に空間認知機能もアップしていたそうです。



個人的考察

以上を踏まえると、ネガティブ系は、分析力が上がりやすいみたいですね。逆にポジティブ系は、大きな視点で物事をみれるようになるみたいなんで、クリエイティブ性が上がるみたいです。
更に、ざっくりと考えると、

  • 長期的にはポジティブに考える
  • 短期的にはネガティブに考える

と良さそうな感じみたいです。
是非、参考にしてみてください。



参考文献