以前にビタミンCを風邪の予防に使う時は注意した方が良いよーって話を書きました。運動している人には効果がありそうだけどそうでない人には意味がなさそうなんですよね。
では、老化防止には聞くのか…?ってのが今回のお話です。


ビタミンCを大量に投与してみたら…。

1992年のカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究によると、アメリカの成人11,348人を対象にビタミンCの摂取量と死亡率について調べてみたそうです。因みに全ての死因と、年齢、性別、喫煙、教育、人種、病歴などは調整しても結果は以下のようになったとのこと。

  • 1日300mg以上のビタミンCを摂取すると、男性の死亡率が35%、女性の死亡率が10%下がった…!
  • 1日800mgのビタミンCを摂取すると、寿命が6年も延びた…!

らしい。疫学調査ではありますが、なかなか見込みのある結果ですね~。


続いては、2004年のヘルシンキ国立公衆衛生研究所の研究になります。
これは特定の基準を満たす9つの前向きコホート研究のメタ分析で総サンプル数は293,172人となっております。追跡期間は10年間なんでなかなかの規模なのではないでしょうか…?
んで結果は、

  • 1日700mgのビタミンCを摂取すると冠状動脈性心疾患(CHD)の発症が25%も減った…!

とのこと。心疾患の発症を25%も下げられるのは素晴らしいですね~。



個人的考察

ということで、ビタミンCについては、良さそうな結果が出ておりますが、注意点もありまして、人によっては大量に摂取すると下痢などの症状を起こす場合があるそうです。そのため、自分の体と相談しつつ、摂取していくとよろしいかと思います。
それとビタミンCはシワなどの改善に良くて成分にアスコルって書いてあるのが…ってこの話は興味がある方がいるのか分からないのでここまでにしておきます(笑)。気が向いたり、要望があれば書くかもしれません。
ではまた~。



参考文献