この間、なぜごみ屋敷になる人がいるのか…?って話を社内でしたんで、こちらについてブログにも書いておきます。



なぜごみ屋敷になる人がいるのか…?

テレビなどでごみ屋敷の特集をご覧になった方も多いかと思いますが、なぜごみ屋敷になる人っているんですかね~?そもそもなぜごみを集めたがる人がいるのかと…。
その答えを一言で言うなら「孤独を紛らわし、安心感を得るため」となります。
…?って方も多いかと思いますが、ゴミに囲まれていることで安心感を得られるみたいなんですよね。
どういった流れかというと、

  1. 何らかの原因で孤独(孤立)する孤独を感じる(人間は社会的な動物の為、孤独は健康に非常によくない)
  2. ゴミは文句を言うことも逃げることもない。自分に寄り添っていてくれる(必要とされない物というゴミと自分を重ねて考えてしまうケースもある)
  3. 結果、寂しさを紛らわせ、安心感が得られるため、ごみを集める、囲まれる生活をする

といった感じです。もちろん全員が上記に当てはまる訳ではないですがこういった心理状態からごみを集めるってこともあると知っておくとよろしいかと思います。
では、対策はあるのかというと、

  • 寄り添う人がいると良い
  • 自分を必要としてくれる人(たち)がいると良い

となります。つまり、家族や福祉関係者などが辛抱強くアプローチをし続け、本人に上記のように思ってもらえるのを待つっていう感じですかね。そのため長期的な支援が必要ってことにもなります。



個人的考察

就労継続支援B型の事業所なんかは、上記役割を少しはできる場所かと思います。
また、上記のような心理状態に対してアプローチして改善の兆しがなければ、仮にごみ屋敷を掃除してもすぐまた元に戻ってしまうなんてことも起こってしまいますので注意が必要です。
まぁ、他人の所有物について第三者が何かをするのは結構難しくて、行政代執行法に基づくごみ屋敷の解体は全然進まないのが現状ですが…。