寝る前に糖質を食べると睡眠の質が上がるって話を以前に書きました。
もちろん、食べてすぐ寝ると睡眠の質が低下してしまうのですが、2時間前くらいにキウイ白米を食べると良い感じなんですよね~。
んで、今回は、睡眠の質の観点ではなく、睡眠時のタンパク質合成に役立つ食べ物をご紹介しておこうと思います。



寝る前にアレを食べると筋肉が育つ…!

2012年のマーストリヒト大学の研究によると、運動後の寝る前のタンパク質摂取が体にどのような影響をもたらすのかを調べたそうです。
実験は健康な若い男性16人を対象に行ったそうで、まず、普通に夕食をとってもらったそうな。次に20時から1時間、運動をしてもらったとのこと。
そして21時の運動終了直後に、炭水化物60gとホエイプロテイン20gの特性ドリンクを渡されて飲んだそうです。
その後、就寝の30分前(23時半)に、

  1. 40gのカゼインタンパク質を摂取する(8人)
  2. プラセボ(水)を摂取する(7人)

のどちらかにランダムに振り分けて摂取してもらい、最後に寝てもらったそうです。因みに1名はカテーテルの問題で除外したとのこと。
結果、睡眠中、カゼインタンパク質は効果的に消化・吸収され、全身のタンパク質合成スピードが増加したんだそうな。
研究者も、運動後の疲れを一晩の睡眠で回復させるのにタンパク質が役立つよ…!とおっしゃっております。
どうやら、寝る前のタンパク質摂取は、運動のダメージの回復・筋肉を効率的に育てるのに有効っぽいですねー。



個人的考察

上記研究は寝る2時間半前に炭水化物を摂取、寝る直前にタンパク質を摂取しております。
つまり、冒頭でご紹介したキウイや白米を食べることと両立が可能なんですよね。
なんで、まとめて行うなら、

  1. 寝る2~3時間前にキウイなどを食べる
  2. 寝る直前にプロテインを飲む

と良いんではないでしょうか。
早速今夜から試してみよう…。