ここ最近スーパーエイジャーの話をご紹介しておりますが、ここでポイントになるのがBDNFでしょう。BDNFはタンパク質の一種で、分泌量が多いと頭が良くなるんですよね。んで、このBDNFの分泌量を多くする方法の一つが運動です。
ということで今回から、運動でBDNFの分泌量をアップしたい方・脳力アップしたい方向けの話をご紹介していきます。
初回となる今回は運動と脳の健康について調べた研究をご紹介します。



運動は炎症を抑えBDNFを分泌し脳機能の正常化を図ってくれる…!

2007年のカリフォルニア大学の研究によると、運動と脳の健康についてレビューしてみたそうです。
早速ですが、レビューのポイントをバーッと挙げていくと、

  • 運動は脳機能や脳の健康に幅広く影響を与える。これはヒトや動物実験によって証明されている
  • 運動の脳力アップ効果は特に高齢者が顕著である。学習能力や記憶力のアップ、うつ病の改善などが期待できる
  • 運動はシナプスの構造に直接影響を与える。シナプスを強化することで、神経や代謝、血管機能などの基礎システムが強化される
  • 運動は糖尿病や高血圧、心血管疾患(CVD)などの脳や神経の健康リスクを減らす効果がある
  • 運動は炎症を抑え、BDNFを分泌し、脳機能の正常化を図ってくれる

って感じ。
つまり、運動を行えば、まず間違いなく脳機能は上がるみたいですね。