今日は日曜日なんで腸内細菌研究を2つさらっと見てみます。



肥満に腸内細菌が関わっている…!

2006年のワシントン大学動物実験によると、肥満と腸内細菌の関係について調べてみたそうです。
まず肥満マウスとスリムマウスの腸内細菌を調べてみると、それぞれ特徴的な最近グループが多く存在していたとのこと。それが、ファーミキューテス(デブ菌)とバクテロイデス(痩せ菌)です。ここからデブ菌と痩せ菌って言葉が出来てきたんですな。んで、今回はその流れをマウス実験で見てみたんだとか。
結果、

  • ファーミキューテス(デブ菌)が食事からガンガンカロリーを摂取しろ…!と命令を出していた…!
  • しかも、肥満マウス内の腸内細菌(=ファーミキューテス(デブ菌))を無菌マウスに移してみると、みるみる体脂肪が増えていった…!

そうです。
いや~ダイエットの敵と味方が腸内に住んでいるんですね…。
因みに肥満とは、体内の代謝に変化が生じ、腸内細菌(腸内環境)が変化、結果、体内炎症腸管バリアの破壊といった様々な胃腸系の問題を引き起こす可能性のある状態とのこと。つまり太っているってのは炎症と腸が破壊されている体からのメッセージなんですな。ただすぐに支障を来たすわけではないので放置しがちって感じです。



抗生物質を3日使うと影響が出ていた…!

1985年の研究によると、抗生物質が腸内細菌に与える影響について調べてみたそうです。
この研究は78名のボランティアが参加したもので、様々な抗生物質を投与しつつ、糞便を採取したというもの。
実験期間は2週間でして、これで腸内細菌に変化が出たのか調べてみたらしい。
結果、

  • 特定の抗生物質で腸内細菌のバランスが変わっていた…!
  • 抗生物質を3日使うと影響が出ていた…!

とのこと。
やっぱ抗生物質は悪い菌だけでなく、良い菌も一緒に殺しちゃうみたいですね~。
しかも3日で影響が出たみたいなんで、割とすぐに腸内環境って変わっちゃうんですな(良くも悪くも)。これを見るとやっぱ抗生物質は用法用量をしっかり守っていきたいですね。



個人的考察

因みに抗生物質の注意のおすすめ本は以下なんで気になる方はご覧ください。





参考文献