男性よりも女性の方が高炭水化物食・低炭水化物食の影響って大きいんだな~って研究があったんでご紹介します。



過体重と肥満が女性のホルモンバランスに与える影響について先行研究をまとめてみた…!

2013年のチェンマイ大学レビュー論文によると、過体重と肥満が女性のホルモンバランスに与える影響について先行研究をまとめてみたそうです。
そもそも過体重や肥満は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)っていう、女性のホルモンバランスの乱れが原因の健康問題を起こすことで有名です。そしてこの病気は生殖能力に影響を与えるんですな。んでこのレビューの時点では、肥満女性の生殖能力は適正体重の女性よりも低いとのこと。但し、肥満が不妊治療に及ぼす影響についてはよく分かっていなかったそうな。
そしてここからがポイントなんですが、なんでも肥満の女性の場合、卵母細胞(生殖細胞)やホルモン、代謝、子宮内膜の機能不全を抱えているケースが多いみたい。
またその原因として、インスリンレプチンは、不妊症につながる肥満中の無排卵を説明するいくつかの答えになるかもしれないとのこと。
更に卵母細胞の発達に重要な卵胞のグルコースと脂質も肥満の女性の場合増加傾向にあるらしく、動物実験(マウス実験)によれば、肥満が卵胞細胞のストレスと卵母細胞の脂質に影響を及ぼすことが分かったみたい。これによって卵母細胞の質に影響を及ぼす可能性があるんだとか。
つまりどういうことかというと、

  1. 過体重と肥満になる⇔ホルモン(主にインスリンレプチン)代謝・バランスが崩れる(こちらの因果関係は双方向)…!
  2. 卵母細胞(生殖細胞)のグルコースと脂質が増加する・卵胞細胞にストレスがかかる…!
  3. 結果、女性のホルモンバランスが乱れる、果ては多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に…!

って感じ。
過体重や特に肥満は、全身の代謝やホルモンバランス、女性らしさを司る部分に悪影響を与えるんですな。
そのため、過体重と肥満対策・インスリンとレプチン対策が重要となるみたい。
では、どうすれば良いのか…?ですが、ここでポイントの一つに挙げられるのが炭水化物(糖質)でしょう。
高炭水化物食(高糖質食)は、インスリン抵抗性の悪化(インスリン感受性の低下)に超関係していますからな。また、レプチンの悪化はカロリー制限と関係しているのもポイントかと…。



個人的考察

以上を踏まえると、女性らしいまま(女性ホルモンを乱さず)ダイエットを成功させるためには、高炭水化物食(高糖質食)と極端なカロリー制限・慢性的なカロリー制限は避けたいところ。一方で、極端な糖質制限ダイエット(ハード糖質制限ダイエット)も良くないのは前にも書いた通り…。

などの記事の内容を踏まえると、個人的には、

  • 炭水化物(糖質)の割合は30%ぐらいが良さそう
  • カロリー制限はマイルドに行うか、ファスティングのように緩急をつけると良さそう
  • たまにはチートデイを入れると良さそう
  • 炭水化物(糖質)の「質」にこだわって食べると良さそう

と思いました。
これらを見ても炭水化物(糖質)に関わるダイエットは、男性よりも女性の方がホルモンバランスを崩すケースが多そうですし、難しいよな~と思った次第です。
最後に今の自分はダイエット中だけど、女性ホルモンのバランスはどうなんだろう…?って気になる方もいるかと思います。もちろん病院で診てもらうのが一番ですが、そこまでは…って方は、1日の摂取カロリーと消費カロリーの割合から見てみると良いかもしれません。1日の摂取カロリーが消費カロリーよりも少ないのに(つまり理論上痩せていくはずなのに)、痩せない…!って時はホルモンバランスが崩れているケースが考えられるので。
いや~改めて思いましたが、女性のダイエットってのは男性よりも本当、気を使う部分が多くて難しく、だからこそ、健康的なダイエットに成功している女性は尊敬しますな~。



参考文献