内向型(内向的)は4種類に分けられる!では強みとして活かせるものそうでないものはどんな感じか?
内向型(内向的)と外向型(外向的)の話を結構前から取り上げております当ブログ。自分はどっちなんだろう…?って方はビッグファイブを使って調べてみるとよろしいかと思います。
んで、内向型は兎角誤解を受けやすいんですが、強みとして活かすと外向型以上に力を発揮することがあるんですよね。しかし実際自分はなんか強みとして活かせないんだよな~って方もいるかと思います。その答えの一つになりそうなのが今回の研究でして、内向型って一括りにしていますが、実は更に4つに分けられるらしいんですよ。そしてその中で内向型を強みとして活かすのが難しい分類があったんですよね。
内向型(内向的)は4種類に分けられる…!
2011年のウェルズリー大学の研究によると、内向型を更に深掘りしてみたそうです。この研究は内向型な女子学生225人を対象にしたもので、内向型を更に細かく分類してみると以下の4種類に分けることができたそうな。
- 社会的内向型:基本的に一人又は小グループでいるのが好き。そのため、大人数がいる場所は避けがちで、そういった場面ではすぐ疲れちゃうのも特徴の一つ。孤独が好きなタイプなので孤独によるダメージがないのも特徴の一つ。
- 思考的内向型:頭の中で色々考えるのが好きで結果内向型に見えてしまう方。そのため、一人でいるのも大勢でいるのも好きでも嫌いでもない。但し、グループにいても黙っていることが多く、発言も少ない為、傍からは本当に楽しいのか分からずついつい不機嫌に見えがち。結果、他人から誤解を受けやすい人でもある。
- 不安的内向型:人と接するのに不安が強く、結果、孤独を選んでしまう方。にもかかわらず、一人でいるのにも不安がある。兎に角自信がない為不安感が付きまとっているこのタイプの方はメンタルへのダメージが高い。愛着スタイルの不安型はこれに当てはまりそうな感じ。
- 抑制的内向型:何をするにも慎重でフットワークの重い方。物事のメリットデメリットをじっくり吟味し、その上で決定・決断をしていくんで兎に角レスポンスが遅い。結果、聞いてから返ってくるのに結構かかるので会話のキャッチボールぎこちなくなってしまう。思ったことをすぐに口にする方とは対極にいるタイプなので、不機嫌だと誤解されることも。
もちろん、完全にどれかに当てはまる…!ってことはなく、社会的内向型は30%、思考的内向型は20%…って感じになります。
そして大事なポイントは、内向型を強みとしてリフレーミングして活かせる項目とそうでない項目があるということです。上記で挙げたうち、社会的内向型・思考的内向型・抑制的内向型はいずれも内向型の強みを活かせるものになっております。
この辺については、
- クリエイティブ性が高い
- 成績が良い
- 知識も高い
- リーダーになると良い結果が出やすい
- アイディアを出させるのが上手い
- 営業成績が良い
- コミュニケーション能力が高い
って感じなんですよね。
一方で、4分類のうち唯一問題になるのが不安的内向型になります。こちらは不安が不安を呼んでメンタルを激しく削られるタイプでして、その結果、どんどん深みにハマっていってしまいます。認知の歪みが発生しているってことですね。
もうちょい具体的に言うと不安から、
って感じです。
その結果、
となっていきます。
またそれによって周囲にも影響が出まして具体的には、
って感じ。
最終的に孤独・孤立してしまうんですよね。
これはかなり困っちゃいますよね~。
個人的考察
では、社会的内向型・思考的内向型・抑制的内向型が高めな方はその強みをいかんなく発揮するとして、不安的内向型はどうすれば良いのでしょうか…?
個人的には、
と思いました。
いずれにしても不安感をメリットとして活かすには日々のトレーニングが必要になるかと思います。また、自分なりの体調安定法(コーピングレパートリー)を作るのもオススメですね。