正直、個人的にはダイエット法としてあんまおすすめできない感じだったんですよね…。
しかし、低GI食をすることは気分の安定につながるかもしれないんですよ…!
ということで今回はそんなお話です。



耐糖能が問題ない人は低GI食で気分・記憶力がアップ…!また低GI食のメリットを受けるのは耐糖能が高い人…!

2014年のスウォンジー大学RCT・二重盲検によると、耐糖能の個人差によって認知機能や気分に違いが出るのか調べてみたそうです。
この研究は健康な45~80歳の中高年の方155人に参加を協力したそうで、まずは全員のベースラインをチェックしたそうな。
続いて以下の3グループにランダムに分かれてもらい、朝食(8:45~9:00)を取ってもらったとのこと。朝食は糖質カットジャムをつけたトースト(60kcal)×2と、低脂肪プレーンヨーグルト100gだったみたいで、このヨーグルトに以下の甘みを15gつけたらしい。

  1. ブドウ糖
  2. ショ糖
  3. イソマルツロース(グルコース+フルクトース

合わせて上記のうちの1つを25g使って甘くしたオレンジ風味ジュースも飲んでもらったそうです。
更に朝食後、30分後、105分後、195分後に参加者の気分と認知能力をチェックしたとのことでした。
んで結果が、

  • 耐糖能が問題ない人は、高GI食よりも低GI食の後の方が気分やエピソード記憶ワーキングメモリが良かった…!この効果は食後105~195分に最も強くなっていた…!
  • 耐糖能が低い人の方が、低GI食のメリットを受けると考えられていたが、実際には耐糖能が高い人の方がメリットを受けていた…!

とのこと。
どうやら耐糖能の個人差によって、高GI食・低GI食による認知機能や気分の違いの出やすさが変わるみたいですねー。



個人的考察

ってことで、基本的に低GI値の食事を取った方が気分良く過ごせそうな感じ。また記憶力を使う行動(勉強など)を行う場合もなるべく低GI値の食事を取った方が良さそうですね~。



参考文献