【加筆内容】塩分を抑えて自己免疫疾患の予防と症状緩和を考える1
塩分を摂りすぎると自己免疫疾患になりやすくなる…!多くなればなるほど症状もヤバくなる…!
2013年のイェール大学の研究によると、塩分の摂りすぎと自己免疫疾患の関係について調べてみたそうです。
なんでも過去半世紀の間に、自己免疫疾患の発症率ってのはかなり上がっているそうで、ここには環境の変化が深く関わっているそうなんですよね。一方で、Th17細胞(インターロイキン17(IL-17:炎症性サイトカインの一つ)・ヘルパーT細胞)が、自己免疫疾患に深く関わっているという話もございます。
なんでも過去半世紀の間に、自己免疫疾患の発症率ってのはかなり上がっているそうで、ここには環境の変化が深く関わっているそうなんですよね。一方で、Th17細胞(インターロイキン17(IL-17:炎症性サイトカインの一つ)・ヘルパーT細胞)が、自己免疫疾患に深く関わっているという話もございます。
ということで研究者たちは、
- 塩化ナトリウムを摂り過ぎにより、体内の濃度が高まる(環境の変化)
- Th17細胞が増加する
- 自己免疫疾患に…!
って仮説を検証してみたそうです。
早速結果を見てみますと研究者の仮説通りでして、
- 塩分の摂りすぎはTh17細胞を増加させ、自己免疫疾患を引き起こしていた…!
とのこと。
また、
- 大量の塩を与えられたマウスは、Th17細胞が増加しまくり、より重度の自己免疫疾患を発症していた…!
そうです。
つまり、塩分を摂りすぎると自己免疫疾患になりやすくなるし、それが多くなればなるほど症状もヤバくなる…!ってことですね。怖い…。
個人的考察
因みに自己免疫疾患は、
- 関節炎
- 全身性エリテマトーデス
- 関節リウマチ
- クローン病
- 潰瘍性大腸炎
- 乾癬
- 多発性硬化症
- 自己免疫性脳脊髄炎
- アトピー
- 喘息
- アレルギー
って感じで、結構いろんな症状に関わっているもんです。
なんで、気にしておいて損はないのかな~と思います。