ビッグファイブの話、その1その2の続きです。
引き続きverywell mindの記事を参考にしていきつつ、ビッグファイブの5つの性格特性について見ていきます。
今回は神経症傾向について見ていきます…!



神経症傾向(神経症的傾向・情緒安定性)ってなに…?

2015年のクイーン・メアリー大学の研究によると、神経症傾向(神経症的傾向・情緒安定性)とは以下の特徴的な性格特性を持つ人たちのことを言うそうです。

  • 悲しみの度合い(落ち込みやすい・落ち込みづらい)
  • 不安・緊張の度合い(動揺しやすい・冷静)
  • イライラの度合い(不機嫌になりやすい・温厚)
  • 感情の波の度合い(不安定・安定)

神経症傾向が高い人は、気分の波が高く、不安感があり、気になりやすく、悲しみやすいといった傾向があります。
逆に神経症傾向が低い人は、気分が安定しており、感情的に立ち直るスピードが速い(=レジリエンスが高い)傾向にあるそうな。
んで、神経症傾向が高い場合と低い場合の特徴をまとめると以下な感じとのこと。


神経症傾向が高い(=神経症的傾向が高い・情緒安定性が低い)


  • ストレスをたくさん抱えやすい
  • すぐにパニックになる
  • 気分の波にさらわれることが多い
  • 心配事や不安が多い
  • ネガティブから立ち直るのに苦労する


神経症傾向が低い(=神経症的傾向が低い・情緒安定性が高い)


  • ストレス対処が上手
  • 精神的に安定している
  • ネガティブになることが少ない
  • 心配事や不安が少ない
  • リラックス状態が多い



個人的考察

ということで神経症傾向についてでした。
神経症傾向が高い人は、低い人に憧れますが、実は神経症傾向が高いということをリフレーミングして活かしていくととても大きな武器になるんで、そう捨てたもんじゃございません。なんで長所として活かす方法を実践できるよう練習していくと良いですよー。