糖質制限ダイエットをしても運動パフォーマンスは問題ない!は本当か?の続きです。
これまでの復習を軽くしておくと、
そこで今回は、過去20年分のデータを掘り返して見直しした研究を見てみましょう…!



過去20年分の糖質制限ダイエットと持久力パフォーマンスの関係をレビューしてみた…!

2007年のカンザス州立大学の研究では、糖質制限ダイエットと持久力パフォーマンスの関係についてレビューしたそうです。
この研究は、アスリートがベストパフォーマンス出すためにアスリートや科学者は、今まで糖質制限ダイエットの効果を見てきたけど、実際どうなのか20年分の先行研究を見直ししてみたらしい。
まず糖質制限ダイエットの主な主張は、

  1. 糖質制限を行う
  2. 脂肪燃焼効果がアップ…!
  3. 筋グリコーゲンが節約される…!

って感じだったんで、ここに的を絞ってチェックしてみたそうです。
レビューしていった研究者のポイントを下記に記しますと、

  • 糖質制限で確かに脂肪燃焼効果はアップしそう
  • 但し、より多くの炭水化物の摂取と比較すると、高強度の運動を維持する能力が損なわれているか、少なくとも関係ないように見える
  • そうは言っても、臨床試験による結果、特に短期間の結果では、糖質制限ダイエットは、同じカロリー量の低脂肪食(=高炭水化物食)よりも体重と脂肪が大幅に減っていることは間違いない
  • したがって、低炭水化物・高脂肪食は、運動パフォーマンスは意味なし又はマイナスだが、ダイエットには使えるかもしれない

ということでした。
持久力運動の場合はゼロかマイナスにしか働かないみたいですね~。但し、このレビューによればダイエットには使えるかも…!って感じです。



個人的考察

但し、個人的にはダイエットにも懐疑的な見方をしております。
詳しくは、


をご覧いただけると幸いですが、長期的にみたら変わんなそうだし、そもそも高脂肪とか高炭水化物とかじゃなく、単に摂取カロリーの問題な感じなんですよね。
なので、脂肪だろうが炭水化物だろうが、食べれば太るし、食べなければ痩せるっていう当たり前な結論に私は落ち着いております。



参考文献