【加筆内容】さて、ビッグファイブについて深掘りしていきますか~その8「番外編」
引き続きverywell mindの記事を参考にしていきつつ、ビッグファイブについて深掘りしていきます。
最後となる今回は、番外編ということで、性格ってかなり普遍的で、遺伝の影響があるよーってお話をご紹介します。それでは早速見ていきましょう…!
大まかな性格特性は万国共通
これまでビッグファイブから性格特性を色々見てきましたが、そもそもビッグファイブは万国共通で使えるのでしょうか…?つまり、地域や人種、国籍なんかで変わるのか…?ってことですね。この辺については大規模な調査が過去にされておりまして、2005年にアメリカ国立老化研究所が調べております。
この研究は、日本を含む50の異なる文化を持つ大学生又は社会人の男女を対象にしたもので、総サンプル数は11,985名となっております。んで、参加者全員にビッグファイブテストを行い、性格特性の精度についてチェックしてみたそうな。
結果、
- ビッグファイブの性格特性は驚くほど普遍的であった…!
とのこと。
どうやらビッグファイブの性格特性を説明する5つ(外向性、神経症傾向、誠実性、協調性、開放性)のカテゴリー分けは、万国共通で正確だったみたいですね。
性格特性と遺伝の関係
更に性格特性と遺伝の関係も見ておきましょう。
1996年のブリティッシュコロンビア大学の研究によると、ビッグファイブと遺伝の関係を双子を使って調べてみたそうです。
以前にも書きましたが、このような研究では、遺伝の影響か環境の影響かを区別するために双子(特に一卵性双生児)を対象に調べることが多くあります。生まれた後すぐに別々の家庭で育った双子(特に一卵性双生児)を対象にすると、遺伝子は全く一緒、またはかなり近いのに、育った環境は全く違うって状況になりますんで。
んで、この研究では123組の一卵性双生児と127組の二卵性双生児を対象に調査が行われたそうで、全員にビッグファイブテストを行ってもらったそうな。
結果、ビッグファイブの5つの性格特性の遺伝率は、
- 外向性:53%…!
- 神経症傾向:41%…!
- 誠実性:44%…!
- 協調性:41%…!
- 開放性:61%…!
だったそうです。
つまり、性格は、生まれつきである程度までは決まっているとも言えますし、育ちの環境や努力によっても変わる…!ってことですね。
個人的考察
をご覧いただくとよろしいかと思います。
ということで、以上、ビッグファイブの深掘りでした。
ビッグファイブは今の自分のステータス画面になりますので、数年に一度チェックしてみるのがよろしいかと思います。
自分のビッグファイブを知りたい…!、久しぶりにチェックしたい…!って方は下記からどうぞ。
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