【加筆内容】コーヒー(カフェイン)の効果を見ていくよー その1「糖尿病編」
昨日まで「秋のダイエットにはソフトドリンク抜き生活を」と題して、ソフトドリンクを飲まない方が良いよーって話をご紹介してきました。
詳しくは、
をご覧いただきたいのですが、太るし、メタボや糖尿病リスクも上がるしで良い事なしなんですよね。しかもソフトドリンクでメンタルもやられるんで、避けておきたいこと必須となっております。
ではその反対、つまり何を飲めば良いのかですが、そこでオススメしたいのがコーヒーです。もちろんコーヒージュースではなく無糖のコーヒーのことでして、これがかな~り健康に良い効果満載なんですよー。ということで今回からコーヒー(カフェイン)のメリットをご紹介していきます。
1日3〜4杯のコーヒーで糖尿病リスクが約25%も減る…!
2009年のシドニー大学の研究によると、コーヒー、カフェイン抜きコーヒー、お茶(緑茶・紅茶)の摂取量と2型糖尿病リスクの関係をメタ分析・系統的レビューで調べてみたそうです。
そもそも先行研究でコーヒーの摂取量と2型糖尿病リスクは逆相関している…!と結果が出ていたり、カフェイン抜きコーヒーやお茶も良いぞ…!って結果が出ているんですが、それらの研究をまとめて評価したものがなかったので今回やってみたんだとか。
まず研究者たちは、1966年から2009年7月までに発表されたコーヒー、カフェイン抜きコーヒー、お茶と糖尿病の発症リスクの関係を調べた研究をCINAHLやEmbase、PubMed、コクランライブラリーを使って検索してみたそうな。結果2,435件の研究が見つかったとのこと。
続いてこの中から重複している物や質の低い研究を除いていったそうで、最終的に基準を満たしていた研究は20件のコホート研究だったそうです(因みに2件は日本の研究)。20件の研究のサンプルサイズは910人から88,259人の範囲でして、合計サンプル数は517,325人だったとのこと。またこのうち新規糖尿病発症者は21,897件だったそうで、研究スタート時の年齢は20~98歳の範囲、追跡期間の中央値は2~20年の範囲だったみたい。
そもそも先行研究でコーヒーの摂取量と2型糖尿病リスクは逆相関している…!と結果が出ていたり、カフェイン抜きコーヒーやお茶も良いぞ…!って結果が出ているんですが、それらの研究をまとめて評価したものがなかったので今回やってみたんだとか。
まず研究者たちは、1966年から2009年7月までに発表されたコーヒー、カフェイン抜きコーヒー、お茶と糖尿病の発症リスクの関係を調べた研究をCINAHLやEmbase、PubMed、コクランライブラリーを使って検索してみたそうな。結果2,435件の研究が見つかったとのこと。
続いてこの中から重複している物や質の低い研究を除いていったそうで、最終的に基準を満たしていた研究は20件のコホート研究だったそうです(因みに2件は日本の研究)。20件の研究のサンプルサイズは910人から88,259人の範囲でして、合計サンプル数は517,325人だったとのこと。またこのうち新規糖尿病発症者は21,897件だったそうで、研究スタート時の年齢は20~98歳の範囲、追跡期間の中央値は2~20年の範囲だったみたい。
では結果を見てみましょう…!
- コーヒーの摂取量と糖尿病との関係を調べた18件(総サンプル数457,922人)をまとめてみると、1日1杯のコーヒーで糖尿病リスクが7%(0.93)も低かった…!
- 更に1日3〜4杯のコーヒーを飲む人は、コーヒーを飲まない・1日2杯以下の人よりも糖尿病リスクが約25%(0.76)も低かった…!
- カフェイン抜きコーヒーの摂取量と糖尿病との関係を調べた6件(総サンプル数225,516人)をまとめてみると、1日3〜4杯以上のカフェイン抜きコーヒーを飲む人は、カフェイン抜きコーヒーを飲まない人よりも糖尿病リスクが約3分の1(0.64)も低かった…!
- お茶の摂取量と糖尿病との関係を調べた7件(総サンプル数286,701人)をまとめてみると、1日3〜4杯以上のお茶を飲む人は、お茶を飲まない人よりも糖尿病リスクが約5分の1(0.82)も低かった…!
やっぱコーヒーは毎日飲んだ方が良さげですねー。しかも1日3,4杯飲んでも効果は増えるみたいですし、カフェイン抜きコーヒー(カフェインレスコーヒー・デカフェコーヒー)でも効果があるのは嬉しいですな。
個人的考察
ということで、血糖値が高めの方には、コーヒーがおすすめです…!