旧石器時代(狩猟採集民)の食事をマネる「パレオダイエット」の効果を見てみよう! その18
「旧石器時代(狩猟採集民)の食事をマネる「パレオダイエット」の効果を見てみよう!」シリーズの続きです。
今回はパレオダイエットの健康効果を調べたRCTの系統的レビューとメタ分析なんですが、これを見た当初、おぉ~!となったものの、その後の事情でう~む…。となったんですよね。正直紹介するか迷ったんですが、まぁ、こういうのも面白いのかなと思ったんで記事にしてみました。それでは一緒に見ていきましょう。
パレオダイエットの健康効果をRCTの系統的レビューとメタ分析で調べてみたけど…。
2019年のテヘラン医科大学の研究によると、パレオダイエットが心血管疾患(CVD)リスク要因に与える影響についてRCTの系統的レビューとメタ分析を行ってみたそうです。研究者たちは2018年8月までの該当研究を検索し、精査、質の高い8件のRCTに絞り込んだんだとか。
その結果、パレオダイエットで、
- 体重が-1.68kg減った…!
- ウエストの長さが-2.72cm短くなった…!
- BMIが-1.54減った…!
- 体脂肪率が-1.31%減った…!
- 収縮期血圧が-4.75mmHg下がった…!
- 拡張期血圧が-3.23mmHg下がった…!
- 総コレステロールが-0.23mmol/L減った…!
とのこと。
やっぱパレオダイエットは減量や健康に効果的…!と言えましょう。
…っとここで話が終われば良かったんですが、その後、あらま…!な出来事が起こったんですよね。
2019年の社説によると、このメタ分析について、読者から間違ってない…?と言われたとのこと。なんでも、効果量や期間、信頼区間に矛盾が見られるそうで、いずれも再現できなかったそうな。うぁー。この読者ってのはインディアナ大学らの博士たちでして、詳しくは省略しますが上記の結果についてあやしい…!ってツッコミを色々書いておりました。
その返答がテヘラン医科大学の博士たちからも出されておりまして、色々書いてはいるんですが、ちょっと苦しい感じでした。
最終的に2020年に訂正が出されたって感じです。
個人的考察
ということで、ちょっと残念な感じの研究となっております。
但し、パレオダイエットが意味なし…!となった訳ではなく、おそらく効果はあるんだけど、細かい部分が分からない感じと捉えるのがよろしいかと。
