【加筆内容】結局、マルチタスクは良いのか悪いのか?「特徴編」
前回の研究により、やっぱりマルチタスクは行わない方が良さそうって感じでした。
マルチタスクを行いがちな人の特徴について調べてみた…!
2013年のユタ大学の研究によると、マルチタスクを行いがちな人の特徴について調べてみたそうです。そもそも2009年のスタンフォード大学の研究では、マルチタスクを行った場合の認知能力について調べておりまして、結果、頻繁にマルチタスクを行う人は、まれにマルチタスクを行う人よりも、マルチタスクが苦手だったそうです。更に面白いのが、頻繁にマルチタスクを行う人は、外部刺激に弱く、気が散りやすい傾向があったんだとか。そのため、頻繁にマルチタスクを行う人は、認知能力が低い人である可能性があるらしい。脳力が低いのに更に低くなるマルチタスクをしがち…!ってのはなんだか悲しい話ですね。
じゃあなんで、脳力の低い人ほどマルチタスクをやりがちなの…?って疑問が湧きますが、
- 他の人に比べて自分のマルチタスク能力を過大評価しているから…!
とのこと。
ダニング=クルーガー効果が働いているっぽいですね~。また他の可能性も考えられるそう。そこで今回詳しく調べてみることにしたみたい。
この研究は、ユタ大学の大学生310名(女性176名、男性134名)が参加したもので、年齢は18歳から44歳、中央値は21歳だったそうな。んでまず参加者全員に、運転と運転態度に関する調査の一環として、アンケートに答えてもらったとのこと。
質問内容は、運転中のながらスマホの使用レベルについてでして、5段階評価してみたそうな。また、運転中の使用時間の割合についても聞いてみたらしい。
その後、マルチタスクの主観的評価と客観的評価、衝動性や刺激への強さなんかもチェックしたそうです。
最後にデータを統計処理し、傾向を見てみたんだとか。
気になる結果は以下のようになったとのこと。
- マルチタスク能力は、マルチタスクの頻度と正の相関関係になかった…!
- それどころか、マルチタスクの頻度とマルチタスク能力テストの成績は負の相関関係にあった…!
- にも関わらず、マルチタスクの頻度が高い人と主観的なマルチタスク能力は正の相関関係にあった…!
とのこと。
つまり、マルチタスク能力と頻度は関係ない、むしろマルチタスク能力が低い人ほど、マルチタスクをやりがち…!しかも自分ではマルチタスクが得意だと思い込んでいる…!ってことですね。これは痛い…!
またこの研究では、他にもマルチタスクを行いがちな人の特徴が判明しまして、
- マルチタスクの頻度と衝動性には正の相関関係にあった…!つまり衝動性が高い人はマルチタスクをしがち…!
- マルチタスクの頻度と刺激への弱さには正の相関関係にあった…!つまり刺激に弱い人はマルチタスクをしがち…!
だったそうです。衝動性の高さと刺激への弱さか~。
では、なんでこういった方々はマルチタスクにやりがちなのかですが、
- 自信や報酬、承認欲求などが高い人は、複数のタスクを引き受けるという誘惑に負けてしまう可能性がある。結果、マルチタスクになる…!
- 対照的に、リスク回避や損失、ミスに敏感な人は、より多くのタスクを行おうとするとリスクが増えるため、タスク量を管理する。結果、マルチタスクよりもシングルタスクになる…!
- 衝動性が高い人は、思いつくまま色々なタスクに手を出してしまう。結果、マルチタスクになる…!
- 刺激に弱い人は、誘惑に負けてしまい、ながら行動をしてしまう。結果、マルチタスクになる…!
みたい。
確かにどれも然もありなん…!って感じですな。
個人的考察
ということで、自分のマルチタスク能力に過信せず、シングルタスクを意識して行きたいですねー。
それとシングルタスクについてもうちょい詳しく…!って方は、ちょっと古いけど「SINGLE TASK シングルタスク 一点集中術「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる」って本がオススメです。
参考文献
リンク
