去年から月1の社内研修を当事業所で導入し、今回で7回目…。
ということで、令和2年4月16日に行った「第7回月1社内研修」の内容を備忘録としてブログに残しておきます。
復習用にお使いください。



はじめに

今回の研修は動画を3つ観て、その後テストを行うという形にしました。
メモを取ることは自由です。また、テストはメモを見ながら解くことができます。
皆さんも下記でご紹介している動画を見て、その後、下のテストを答えてもらうと実際の研修と同じ感じとなりますのでよければどうぞ。



研修動画

それではさっそく今回使用した研修動画をご紹介。

1.チームリーダーに必要なたった一つのスキル




2.スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞 日本語字幕版




3.世界一貧しい大統領の言葉 2016 APR




いかがでしたでしょうか…?
メモはとれましたか…?
では下にテストがあります。
準備が出来次第、是非行ってみてください。


テストはこちらをクリックするとできます。


…。
……。
………。


なかなか意表を突く問題があったのではないでしょうか(笑)
これで研修は終了です。



研修の意図と補足説明

ここでは研修時間では説明しきれなかった内容についてご紹介します。

なぜこの動画にしたのか…?

3月の社内研修ではビッグファイブを実際に皆で行うという体験型の研修内容としましたので、今回は去年の12月を最後に行っていなかった動画視聴という形としました。

それで、まずは、なぜ上記動画にしたかですが、一つ目の動画「チームリーダーに必要なたった一つのスキル」を選んだ理由は12月の研修の続きを知ってほしかったからです。
12月の社内研修ではマズローの5段階欲求の承認と褒めるの違いとその基礎があってこその注意だ…!って内容について学習しました。実は当初この研修を企画した際に、最終選考で漏れた動画があったんですよね…。それが実は「チームリーダーに必要なたった一つのスキル」だったんです。本来この動画もセットで観ることによって、承認の使い方がより理解できるようになるのですが、時間の関係であえなくお蔵入りになってしまったんですよね(笑)
ですが、数か月経ち、承認について皆が支援で使えるようになってきたことやリーダーシップを出す機会が多くなったことを踏まえて、今回この動画を観てもらう形としました。

二つ目の動画「スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞 日本語字幕版」も実は去年の12月の最終選考で漏れた動画の一つです(笑)
この動画は内容はすばらしいのですが、他の動画と組み合わせた時の関連性が薄くてやめてしまったんですよね(承認、褒めるとこの動画の組み合わせはちょっと内容に統一感がありませんよね)
ですが、今ある散らばった技術や一見役に立つのか分からない業務が未来において超重要になることがあるんだよ~。その時は分からないけど、振り返ってみると結構大事な場面だったりすることもあるんだよ~って内容が特にすばらしいため(カリグラフィーのところ)今回観てもらうことにしました。今の仕事をなぜやっているのか…。利用者に限らずスタッフでも疑問に思うことはあるはずです。その時に、これを知っているかどうかでかなり違うと思うんですよね~。他にも色々良い内容があるので是非じっくり観てほしかったのも理由の一つです。なんか仕事や業務にモチベーションが上がらないときに思い出してみると良いかと思います。それでもだめならジョブ・クラフティングを使いましょう。

三つ目の動画「世界一貧しい大統領の言葉 2016 APR」を選んだ理由は良いスピーチってどんなの…?っていうのを観てほしかったからです。上記2つは内容がメインでしたが、こちらは環境問題の内容で正直、障がい福祉とは関係ない内容です。しかし、関係ないからこそ、もし興味を持てたのならそれはスピーチが上手いってことになりますよね。
ホセ・ムヒカ元大統領の話している流れや声のトーン、ジェスチャーなど非常に勉強になります。更に、内容についても当たり前ともいえる内容ですがそれ故に見過ごされている部分に着手し、周囲を引き込んだのはすばらしいと言えます。ぜひ、そういった視点でもう一度みていただくと勉強になるかと思います。
また、上記で紹介した3つの動画のそれぞれのスピーチに着目して共通点や違い、良さに注目してみるのも一つかと…。
ぜひお試しください。


なんであんなテストなの…?

実際の研修前にはテストをより強調した形で話した後に動画視聴を開始しました。
理由は至って簡単。真剣に参加してほしかったからです。つまり、テストの内容はどうでもよかったんですよね~。もう最初にテストがあると話し動画を真剣に観てもらっていた時点で目的は達成できていたので(笑)
実際、研修を真剣に参加するというのは当たり前で皆に言っても分かっていますと返ってくるのがオチですよね。でも、実際どうして、真剣に参加は結構難しいんですよね~。眠くなりますし(笑)

そこで社外研修ではできない方法として社内研修では「最後にテストがあります…!」と伝えて行いました。実際、メモを取ったり、見やすい位置に移動したりと皆真剣に参加していましたね。そして、テストの内容の通り、自分に聞いて知ってほしかったのは「テスト」と言われなくても言われた時と真剣度が同じだったかということです。
実社会では学校のように重要な部分の文字色を変えてなんてくれません。ここテストにでるよ~と教えてくれる人もいません。そもそもはっきりとテストだというシーンは資格取得の試験などは別として仕事の場面ではほとんどありませんし教えてくれません。
つまり、全て自分で見極める必要があるんです。自分で重要な部分を見つけ、テストと同じような大事な場面はこれだと気付く必要があるんです。
障がい福祉で考えると、利用者の少しの変化に気付くのも重要です。その時どのテクニックを使うか、見直すためにメモが必要です。
普段の意識の違いである時気付くと結果大きく成長した人とそうでない人がいるのは利用者でみたことがありますよね。あれ、スタッフも同じことが当然起こります。

それらを知ってもらうために今回テストを用意させてもらいました。もちろんこの方法は記憶に残りやすいという科学的根拠がありますし、分散学習の要素なんかも取り入れたりしております。



個人的考察

当事業所の「月1社内研修」はその名の通り、月1回で1時間ほどで行っています。
もし、よろしければお使いください。
最後に5月からの月1社内研修では認知行動療法について学習していく予定です。
こちらも研修終了後、備忘録としてブログに載せるつもりなのでお楽しみください。



参考文献

https://www.youtube.com/watch?v=vMohhH0M0_E&t=