前回の続きです。かるくおさらいしておきますと、エウレカ(アイディア・ひらめき)を発動するには、知識をたくさん持って、常識も身に付けた上でクリティカルシンキングを行い、更に、個性をもって自主的、能動的にライバルと競ってやっていくのが大事だよ~って感じでした。
今回はエウレカを呼び込むためのCSREステップをご紹介します。



エウレカを呼び込むためのCSREステップ

エウレカ発動はなかなか難しいのが現実。そこで人工的にエウレカを発動しやすくする方法としてあるのが、CSREステップという方法です。CSREはそれぞれの頭文字をとっており、


  1. 「C」はConcentrate→コンセントレート
  2. 「S」はStop→ストップ
  3. 「R」はRelax→リラックス
  4. 「E」はEUREKA→エウレカ


となります。この4ステップを踏むのが良いそうです。
では一つずつステップをみていきます。

ステップ1:Concentrate(コンセントレート)

Concentrate(コンセントレート)とは、超集中状態のこと。思考を制限して(視界から余計な物を消す)、目の前のことを一心不乱に行えればいい感じです。要はシングルタスクですね。1日に1つ目標をきめて目標達成の為に行動するときはそれ以外考えずそれのみに集中してみたり、1日を習慣のみで生活してみたりするといいそうです。


ステップ2:Stop(ストップ)

Stop(ストップ)とは、意識的な思考停止状態のこと。要はやめる勇気を持つことでメリハリした生活を目指すことです。これもマルチタスクをやめよう…!ってところに通じるかと思います。メリハリした生活が無意識を活かせる環境ということですね。


ステップ3:Relax(リラックス)

Relax(リラックス)とは、文字通りリラックスすること(笑)。というとわかりづらいのでもう少し掘り下げると、問題から離れて別なことをするのが良いということです。例えば、あえて思考を停止するために頭を使わないことをする(自動化された習慣を行う。単純作業を行うなど)と良いんだそうな。また、休憩中なんかも頭を使わない単純作業をすると良いそう。短期的には上記でOKだそうで、長期的には全く違う体験や環境に身を置くと良いみたい。旅行なんか良いそうです。


ステップ4:EUREKA(エウレカ)

EUREKA(エウレカ)とは、最高最速の判断によるひらめきやアイディアのこと。無意識が答えを見つけて急にひらめくみたいな感じで、意識的に忘れて待つ勇気やどれだけ自分の無意識を信じることができるかが重要なんだとか。


ポイントはステップ3のRelax(リラックス)で、あまり頭を使うことをしてはいけない、意識をそらして無意識を自由にさせることが大事ということです。でも、これが難しいんだよな~。そのため以前に紹介した通り、期限やノルマがあると難しいみたいです。



個人的考察

最近、法律も改正され副業をオススメしたり、ヤフオクやメルカリ、YouTubeなどで本業とは別に稼いでいる人なんか見受けられますが、あれはエウレカ発動条件を満たした理にかなった行動と言えるのかもしれませんね~。あと、早めの行動なんかもエウレカ発動には良さそう。因みに、83名のノーベル賞受賞者のうち72名、つまり87%がエウレカだよりだったという話もあるのでエウレカはかなり重要視して良いみたい。
私のリラックス方法としては仕事中はサボる訳にはいかないので(笑)印刷したい物をまとめておいて、大量印刷したり、ホチキス止めをしたり、シュレッダー作業なんかを間に挟んだりします。トイレに行ったり、事業所内を一周して見て回るのなんかもオススメです。