人は今ある幸せにすぐ慣れてしまうという悲しい現実
人は今ある幸せに1年で慣れてしまう…。
快楽適応の説明については冒頭で書いた通りなんですが、イメージしやすいのが宝くじで大金が当たったパターン。宝くじに当たって何もやる気が起きなくなったり、生活水準を一気に変えた方がその後、失敗の道を歩んだなんて話は聞いたことがあるかと思います。実際、日本の宝くじでの高額当選者には「【その日】から読む本」なんていう冊子を配ったりしていますしね~。
んで、気になるのが幸せ(快楽)っていつまで続くの…?ってこと。とある研究によれば、1年で慣れてしまう、つまり、快楽適応が起きてしまうそうな。結構短いですね~。
更に、この快楽適応はネガティブにも起こるってのが面白いところ。つまり、ネガティブなことが起きても1年で慣れてしまうそうな。これをどう捉えるかは難しいところで、例えば、今起こっているネガティブにも1年すれば慣れる(ネガティブでなくなる)からOKとも言えますし、今起こっているネガティブが1年すると麻痺してしまい、原因の分からない慢性ストレスになってしまうとも言えます。
更に更に快楽適応はイジメがエスカレートしていく原因にもなっています。加害者も被害者も麻痺していくって感じですね。
個人的考察
遊びなんかも同様で最初はあんなに楽しかったのにだんだんと楽しくなくなっていった、なんてのも快楽適応だったりします。つまり身近に潜んでいるって感じですね。
対策については今ある幸せを感じ取ろうってことになるんでしょうかね~。なくなって初めて大事さに気付くってのがどれなのか考えてみようとでも言いますか…。
となると、個人的にはメタ認知やマインドフルネスが役立ちそうな気がしてならんのですが果たしてどうなんですかね~?