ビッグファイブの一つに誠実性って項目があるんですよ。誠実性は当ブログで何度も登場している重要な性格で、人生イージーモードへの重要な足がかり。詳しくは、
んで、気になるのは誠実性が高いメリットはすばらしいがデメリットはないのかということ…。
今回はそんなお話です。



誠実性が高いとクリエイティブ性が下がる…!

2014年のハーバード大学の研究によると誠実性が高いデメリットが見つかったんだとか。気になるデメリットはクリエイティブ性が下がるということ。これはなんとなく想像できるところで、要は誠実性が高いってことは効率的で計画的で真面目ってことなんで、いわば、遊び心がないって感じなんですよね。つまり固い感じといいますか…。
となると、型にはまりやすいんで、当然突拍子もないことを思いつく可能性が低くなります。つまりクリエイティブ性が低くなってしまうってことですね~。誠実性が高い私は気を付けないと…。



誠実性の高い人は最も損失回避をしやすい…!

2016年のスターリング大学の研究によると、性格と損失回避の関係について調べてみたそうです。
損失回避ってのは、バイアスの一つでして、人間は得するより損したくない…!って気持ちの方が強いことを言います。これが性格によって違うのか見てみたってのが今回のポイントですね。
因みに研究者たちは、誠実性が金銭面における損失回避を予測すると思っていたみたい。
この研究は、ドイツの有名なデータセットを用いたもので、サンプル数は105,558人、イギリスの再現した際のサンプル数は33,848人だったそうな。
んでこの方々の性格をビックファイブでチェックしつつ、損失回避を行っているかどうか見てみたらしい。因みに損失回避を行っているかどうやって判断したかと言いますと、収入のアップダウンが生活満足度に及ぼす影響を指標化して見てみたんだとか。
さて、結果がどうなったかと言いますと、

  • 誠実性の高い人は、収入のダウンに対して最も敏感に反応していた…!
  • つまり、誠実性の高い人は最も損失回避をしやすい…!
  • 一方で、誠実性が中程度の人は、損失回避はなかった…!

とのこと。
誠実性の高い人の給料を下げると他の人よりダメージが深刻になる…!ってことですね。誠実性は真面目にコツコツやるのが特徴なんで、それで積み上がらない、逆に崩れちゃうと痛いのは分かるな~。
まぁ、この研究でも出ていますが、収入と生活満足度の相関関係は、有意であるものの小さいので、これだけで深刻な事態になるかはまた別の話…。
但し、受験や就職に失敗してひきこもりになってしまったという話を聞くと、一部の人にとってはとても深刻な事態を引き起こすトリガーとも言えるのかな~と愚考しております。



個人的考察

とはいえ、ポール・タフさんの「成功する子失敗する子 何が「その後の人生」を決めるのか」に書いてある通り、基本的に誠実性が高いに越したことはございません。2014年のデューク大学の研究では誠実性が高いと健康になるって結果も出ていますしね。
誠実性が高い方はクリエイティブ性が下がりやすいから遊び心を忘れないようにしないとな~と意識しておくのが大事なのではないかと個人的に思っております。



参考文献