セルフコントロールが高いと良いよ…!ってことをちょこちょこ書いている当ブログ。
何日か前にも、お手軽なセルフコントロールアップの方法を書きましたよね。
今回はセルフコントロールが高いメリットをまとめておきます。



セルフコントロールが高いと何が良いのか…?

ではセルフコントロール力・自制の力・誠実性が高いメリットをバーっと挙げていきます。


などなど。派生でのメリットも挙げていくとキリがないんでこれぐらいにしておきますが、まぁ、上げておいて損はないってのは感じられたかと思います。



セルフコントロールと幸福度の関係

セルフコントロール研究の大御所であり、「WILL POWER 意志力の科学」でも有名なロイ・バウマイスター博士の2013年の研究によると、3つの実験を行ってセルフコントロールと幸福度の関係について調べたんだそうな。それぞれのサンプル数は以下とのこと。

  • 実験1のサンプル数は414人(男性36%、女性64%・平均年齢35歳)
  • 実験2のサンプル数は208人(男性34%、女性66%・平均年齢25歳)
  • 実験3のサンプル数は234人(男性39%、女性61%・平均年齢34歳)

3つの実験の結果、セルフコントロールが高い人ほど、幸福度が高く、人生に満足しているケースが多かったそうです。これはまた一つセルフコントロールを高めたくなりましたね~。



セルフコントロールと就職や転職、失業(無職)の関係

2015年のスターリング大学の研究によると、セルフコントロールの高さと就職や転職、失業(無職)に関係があるのか調べてみたそうです。この研究はイギリスで行われた2つの大規模なコホート研究を基に調べておりまして、総サンプル数は16,780人となっております。
具体的には、小児期(15歳ぐらいまで)の子どものセルフコントロール力をチェックし、その後、40年にわたって失業したかどうかを照らし合わせてみたそうな。
では、早速結果を見てみましょう…!

  • セルフコントロールの低さと失業率、失業期間には関係があった…!
  • セルフコントロールが低い人は、セルフコントロールが高い人に比べ、1.6倍も失業していた…!
  • セルフコントロール力と失業率の関係について、知性や社会階級、性別、家庭環境、健康状態を調整しても、セルフコントロールが高いと失業の可能性が1.4%も減少していた…!

子どもの時のセルフコントロールの高さがのちの失業にここまで影響するのはすごいですね~。やっぱ人生イージーモードの足掛かりか…。
因みにセルフコントロールは知性の重要性を上回るそうです。遺伝の影響を受けやすい知性に比べ、セルフコントロールは努力でどうにか伸ばせそうなんで希望はあるかと思います。因みにセルフコントロールをアップするなら運動ログ(記録・日記)をつけるのがおすすめです。是非お試しください。



個人的考察

セルフコントロールは体調や食事で下がったりもするみたいなんでなかなか難しい物みたいなんですが、上げる方法がいくつか見つかっておりまして、

  • 知らない人に声をかける勇気を持つといい
  • 内容をまとめて話すようにするといい
  • 失敗しても大丈夫、それでも経験値になると思えるといい(失敗を恐れないレジリエンス
  • 相手が楽しんでいるか観察するといい
  • 本当に譲れないことを一つに絞るといい

なんて話もあったり。そして忘れちゃいけないのが運動。これが最も効果が高いですからね~。ということでいつもの結論、運動をしましょうって話をここまで延ばしてみましたとさ(笑)



参考文献