【加筆内容】小まめに水分補給をしよう!ってアドバイスが超重要だった件
以前に水を飲むと集中力や記憶力がアップするかも…!って研究をご紹介しました。
どうやら体内の水分量は結構、人間のパフォーマンスに影響するみたいなんですよね。更に今回の研究では体内の水分量が減るとメンタルも悪化するよ…!って話がありまして、改めて小まめに水分補給をしよう…!ってアドバイスの重要性を思い知らされました。
体内の水分量が減り、軽度の脱水状態になると色々な悪影響がある…!
2012年のコネチカット大学の研究によると、2つの実験を行い、体内の水分量が減ると、人間のメンタルや思考能力などにどのような影響があるのかを調べたそうです。
実験はまず、若い男性26人(平均年齢20歳)と若い女性25人(平均年齢23歳)を集めたそうで、参加者は全員、特にアスリートでも座りがちでもない普通の健康的な人たちとのこと。因みに大体、1日30分~60分ぐらい運動をしている人たちだったらしい。
んで、参加者全員に、トレッドミル(ウォーキングマシン)の上を歩いてもらい、汗をかいて体内の水分量を減らしてもらった上で、その後、集中力や記憶力などの認知テストを受けてもらったそうです。この認知テストの結果は特に脱水していない時の状態のテストの結果と比較したそうで、結果、軽度の脱水症状により
- 集中力と記憶力に悪影響が出た…!
- 疲労感・緊張感・不安感といったメンタルに悪影響が出た…!
- 安静時・運動時に関わらず、女性の方が男性よりもメンタル悪化などの悪影響が大幅に大きかった
そうです。なぜ女性の方が男性よりも軽度の脱水で影響を受けるのかは不明とのこと。
今回の実験結果を見て、研究者曰く、普段の生活の中で起こる軽度の脱水でさえ、私たちのメンタルを悪化させる可能性がある。特に女性は男性よりも低レベルの脱水で悪影響が出やすいみたいだとのことです。
更に運動中や極端に暑いときだけではなく、普段から、常に適切な水分補給を維持することが重要だと指摘しております。う~ん。良く聞く、小まめに水分補給をしよう…!ってアドバイスは実はかな~り重要だったみたいですね~。
では、どれぐらいの水分を取ったら良いのか…?ですが、この研究での軽度の脱水状態ってのは、体内の水分量が1.5%失われた状態のことと定義しているそうなんで、これを補う量とのこと。
…っと言ってもよう分からんのですが(笑)、人間は1日に大体1.5~2L程、水分量が減りますんで、1日2Lぐらいの水を飲んでおくと良いかな~と思いました。実際、研究者も1日2Lぐらい飲むと良いよ~ってアドバイスしておりますし。
個人的考察
運動や猛暑なんかの場合は皆さん気を付けていると思いますが、意外と盲点であり、危ないのが糖質制限を行っている方。糖質制限をすると体内の水分量が減るんで、気を付けないと軽度の脱水状態になるんですよね。
糖質制限ダイエットでメンタルが不安定になる要因の一つが脱水の可能性もありますんで、マイルドな糖質制限に留めつつ、適宜水分補給を行っていただけたらと思います。