今回は、様々な食生活による認知症リスクの関係を調べた研究を見ています。



地中海式ダイエットで認知症リスクが31%減る…!

2015年の南京医科大学の研究によると、様々な食生活による認知症リスクの関係を調べてみたそうです。
まず研究者たちは、食事と認知症リスクの先行研究をデータベースで検索してみたそうな。続いて質の高い研究をピックアップしていったらしい。その結果、43件の研究を選ばれたとのこと。
この43件の研究は全てコホート研究だったそうで、これらのデータをメタ分析にかけて系統的レビューとしてまとめてみたんだとか。その結果、以下のことが分かったそうです。

  • 不飽和脂肪酸の摂取が多いと認知症リスクが16%減っていた…!
  • 抗酸化物質の摂取が多いと認知症リスクが13%減っていた…!
  • ビタミンBの摂取が多いと認知症リスクが28%減っていた…!
  • 地中海式ダイエットを実践していると認知症リスクが31%減っていた…!
  • アルミニウムの摂取が多いと認知症リスクが124%も増えていた…。
  • 喫煙が多いと認知症リスクが43%も増えていた…。
  • ビタミンDレベルが低いと認知症リスクが52%も増えていた…。

上記で一番認知症リスクを予防できていたのは地中海式ダイエットってのはすごいですね。但し、やった方が良い事以上にやらない方が良い事がポイントな感じもしますな。
因みに魚や野菜、果物、アルコールの影響については今後の研究に期待だそうです。



個人的考察

地中海式ダイエットの質の高い研究を見ていく!7の研究では、認知障害リスクが33%減っておりましたんで、認知関係のリスクは30%ちょい下げられるのかもしれませんな。



参考文献