毎週月曜日にポケモンGOの研究を見ておりますが、最初の記事に書いた通り、良い結果の研究だけでなく悪い結果の研究もご紹介しておりまして。
んで、今回は、悪い結果の研究を見てみようかと。
内容はポケモンGOにハマるとメンタルがやられるぞ…!というなんとも怖い感じの研究です(笑)。それでは早速チェックしてみましょうか。



ポケモンGOにハマるとメンタルをやられるぞ…!という研究のお話

2020年のプラバラ医科大学の研究によると、ポケモンGOを過剰にプレイした場合のメンタルへの影響について調べてみたそうです。
そもそも子どもの頃にポケモン世代だった人が、ポケモンGOを行うと夢中になり過ぎてしまう傾向がありそうなんだとか。そしてそれが義務感となり、中毒やストレス、不安、うつ症状の悪循環に変わる可能性があるとのこと。では本当にそうなのか…?ってことで今回調べてみることにしたんだとか。
この研究は、医大生に協力をお願いしたもので、以下の2グループに分かれてもらったと言うもの。

  1. ポケモンGOを2週間以上、定期的にプレイしている医大生:50名
  2. テレビゲーム(ビデオゲーム)を全くプレイしない医大生:50名

次に参加者全員のうつ症状や不安、ストレスなんかをチェックしてみたらしい。
最後に集まったデータを統計処理したそうな。
その結果、

  • ポケモンGOを始めたきっかけは、ゲームのコンセプトが気に入ったから(39名)、仲間からのプレッシャーがあったから(8名)、無料だったから(3名)だった
  • ポケモンGOの為に夜まで一人で外をうろうろしたことがあるポケモンGOプレイヤーは27名もいた
  • また27名のうち6名はレアポケモンをゲットする為に道の真ん中で突っ立ったままでいたことがあると言っていた
  • 28名のポケモンGOプレイヤーは、ポケモンGOが自分の行動に悪影響を及ぼしていたと思っていた
  • 20名のポケモンGOプレイヤーは、最初に想像していたよりもずっと長時間プレイしていると言っていた
  • 22名のポケモンGOプレイヤーは、ゲームに夢中になって時間を忘れてしまう時があったと言っていた
  • ポケモンGOプレイヤーは、非ポケモンGOプレイヤーに比べて、多くのストレスや不安、うつ症状にさらされていた

とのこと。
この結果から研究者曰く、

  • ポケモンGOを定期的にプレイすると、危険な状況になったり、ストレスや不安、うつ症状などの悪影響を受けるだろう

としています。



個人的考察

この研究を見た時の私の第一感想は、

  • ポケモンGO関係なくね…?

ってこと。
正直、ゲームにハマり、ストレスになるって現象はゲーム好きなら誰にでもありましょう(例えばボスが倒せない、レベリング、ベストスコアが出ないなど)。
そしてもっといえば、どんなことも長く続ければ辛いときが必ずあるよね…?ってこと。典型的な例としてはプロスポーツ選手ですね。野球選手でもサッカー選手でもそれぞれ辛い時期がありますが、やっぱり好きという気持ちがあってそれで続けていますよね。
もっともっといえば、学校でも仕事でもそうでしょう。
また、以前に紹介した2017年の東京大学の研究では逆に日本の社会人のストレス解消になっているぞ…!って結果も出ています。
以上を踏まえると、ポケモンGOに限らずなんでもハマればあるよね~って思うのですが皆さんはどう思いますか…?



参考文献