親切ってのが相手にとっていいのはもちろん、自分にとってもメリットがあるのは当ブログでご紹介してきたとおり。
今回は、その話の補足みたいな感じでして、親切をしたこととされたことのどちらを振り返ると良いのかについて調べたものとなります。
それでは早速見てみましょう。



自分がした親切を振り返ろう…!

アダム・グラント教授の2012年の研究によると、親切をしたこととされたことのどちらを振り返ると良いのか調べてみたそうです。
この研究は、フィールドワークとラボ内での実験を行っておりまして、参加者を以下の3グループに分けたそうな。

  1. 親切をしたことを振り返る。
  2. 親切をされたことを振り返る。
  3. 何もしない(コントロール群)

その後、全員の

  • 自発的に大学に貢献する時間
  • 自然災害の被災者への寄付

を見てみたらしい。
結果、

  • 親切をしたことを振り返った人たちは、最も自発的に大学に貢献する時間が多く、自然災害の被災者へ寄付する傾向もあった…!

とのこと。
つまり振り返りに関しては、受けた親切よりも与えた親切の方がより親切になると…。



個人的考察

ということで、親切はやっぱり他人の為にしているのに自分の為になっているっぽいです。そして振り返る時も自分がした親切について考えると良いっぽいです。
なんだか面白くもあり、下心もありな結果ですな。



参考文献