旧石器時代(狩猟採集民)の食事をマネる「パレオダイエット」の効果を見てみよう! その12
「旧石器時代(狩猟採集民)の食事をマネる「パレオダイエット」の効果を見てみよう!」シリーズの続きです。
7. 食物繊維含有量
アメリカの一般的な食事に含まれる食物繊維量は1日15.1gである。これは推奨量である1日25~30gよりもかなり少ない。そして精製糖や植物油、乳製品、アルコールには食物繊維が含まれないが、にもかかわらず、アメリカの一般的な食事に含まれるカロリーの約半分(平均48.2%)を占めているとのこと。また、食物繊維の少ない精製穀物はアメリカで消費される穀物の85%を占めているらしく、精製穀物は全粒穀物に比べて食物繊維が400%も少ないんだとか。そのため食物繊維の総摂取量が更に少なくなってしまっているそうです。
一方で新鮮な果物には通常、全粒穀物の2倍の食物繊維が含まれているとのこと。またデンプン質のない野菜だと全粒穀物のほぼ8倍もの食物繊維が含まれているんだとか。更に狩猟採集民が食べていたことが知られている果物や野菜にも、かなり多くの食物繊維が含まれているみたい。そして穀物や乳製品、精製油、砂糖、加工食品を摂取しないと、1日42.5gもの食物繊維が摂れるんだとか。
一方で新鮮な果物には通常、全粒穀物の2倍の食物繊維が含まれているとのこと。またデンプン質のない野菜だと全粒穀物のほぼ8倍もの食物繊維が含まれているんだとか。更に狩猟採集民が食べていたことが知られている果物や野菜にも、かなり多くの食物繊維が含まれているみたい。そして穀物や乳製品、精製油、砂糖、加工食品を摂取しないと、1日42.5gもの食物繊維が摂れるんだとか。
繰り返しになりますが、新石器時代と産業革命時代がもたらした新しい主食が食物繊維の豊富な植物性食品に取って代わってしまったことが原因で、このような事態になっているとのこと。このきっかけは、人類が伝統的に摂取してきた食生活、つまりほぼ常に食物繊維を多く含んだ食生活を変える上で重要な役割を果たしたそうです。
因みに水溶性食物繊維(主に果物や野菜に含まれる食物繊維)は、飽和脂肪と食物繊維の少ない食事よりも総コレステロールとLDLコレステロールの濃度を適度に下げつつ、ゆっくり消化しますんで食欲も抑え、結果、カロリー摂取量やそのコントロールに役立っていた可能性があるそうな。
逆に食物繊維の少ない食事は、便秘や虫垂炎、痔、静脈血栓塞栓症、静脈瘤、憩室疾患、食道裂孔ヘルニア、胃食道逆流症の原因や悪化と関係がありそうとのことです。
逆に食物繊維の少ない食事は、便秘や虫垂炎、痔、静脈血栓塞栓症、静脈瘤、憩室疾患、食道裂孔ヘルニア、胃食道逆流症の原因や悪化と関係がありそうとのことです。
個人的考察
ということで今回はここまで。
次回は、まとめ編です。
次回は、まとめ編です。
参考文献
後でご紹介します。
