ポジティブ・ネガティブのベストな割合ってあるの?
以前からポジティブ・ネガティブについてちょこちょこ書いている当ブログ。
ポジティブな物に目を向けやすい人はポジティブに、ネガティブな物に目を向けやすい人はネガティブになる
人間誰しもポジティブにもなるし、ネガティブにもなりますが極端になりやすいのが精神障がいの方々なのは皆さんご存知の通り。
そこで、まず基本として知っておきたいのがポジティブな物に目を向けやすい人はポジティブに、ネガティブな物に目を向けやすい人はネガティブになるということです。何を当たり前な事を…!と思うかもしれませんが焦らずに(笑)
といった特徴がでています。
以前に書いた通り、ネガティブな人が無理矢理ポジティブにするのはダメだったり、ポジティブとネガティブは逆らわずに考えると能力が発揮されたり、ネガティブな人は切り替えが下手で反芻思考が起こりやすかったりします。
因果関係の難しさもありますが、まずはこの基本を押さえておくとよろしいかと思います。これから紹介する割合でポジティブ・ネガティブそれぞれの良さを活かせるバランスがとれるようになりますので…。
ポジティブ・ネガティブの割合は様々
では前置きが終了したところで本題に入っていきます。
ポジティブ・ネガティブの割合ですが、先に結論を伝えておくと割合は様々です。それもそのはずで、相手がどのような人か、具体的には信頼関係の度合や相手をどれだけ大切にしているかによって自ずと割合は変わるんですよね~。
ポジティブ・ネガティブの割合:会話
ポジティブ・ネガティブの割合について、会話の場合はどうなのかみていきます。
まず、幸福学の研究によると、友達・仕事のポジティブ・ネガティブのベストな割合はポジティブ3:ネガティブ1だったそうです。次にワシントン大学の研究によると、恋人とのポジティブ・ネガティブのベストな割合はポジティブ5:ネガティブ1だったそうです。最後にどうでもいい人のポジティブ・ネガティブのベストな割合はポジティブ13:ネガティブ1だったそうです。
つまり、ここで分かることは、
- ポジティブが0はダメ。ネガティブが0もダメ
- ネガティブよりポジティブが多い方が良い
- ざっくりまとめると相手に気を遣わなくていい、気を遣うと返ってダメになる、失敗が許されない相手程、ポジティブの割合が減っていく(ネガティブな割合が増えていく)
- 逆に相手が重要でない程当たり障りがないように(もめごとが起こらないように)ポジティブの割合が増える傾向がある(ネガティブな割合が減っていく)
といった特徴がでています。
これはなんとなくわかる話ですよね~。
ポジティブ・ネガティブの割合:自分自身
次にポジティブ・ネガティブの割合について、自分自身の場合はどうなのかみていきます。
ポジティブ・ネガティブのベストな割合は、ポジティブ8:ネガティブ2かポジティブ9:ネガティブ1だったそうです。やっぱりこちらも会話と基本は同じでポジティブ・ネガティブが0はダメだったり、ネガティブよりポジティブが多い方が良いみたいです。
前にリフレーミングでご紹介した通り、ポジティブはやる気を作り出しますし、ネガティブは失敗の対策を考え、現実から具体化するのに役立つのでどちらも必要なんですよね。
要は過ぎるは良くない、ポジティブとネガティブもバランスが大事ってことです。
個人的考察
自分自身のバランスが崩れやすい人はポジティブ・ネガティブの割合が8:2か9:1になるよう意識するのがよろしいかと思います。意識し続けるのが難しいという人はエクスプレッシブライティングを行い、毎日殴り書きしたものをみて割合を出してみると良いかもしれません。
今回のブログをお読みの方は是非、自分自身や会話でのポジティブ・ネガティブ割合について一度考えてみてください。
参考文献
リンク