障がいの方で睡眠不足に悩みがあるって方は多いんで、睡眠対策をたまに書いている当ブログ。例えば、眠れないときは認知シャッフル睡眠法が良いとか睡眠日記を書こうとか寝る2時間前に適度な糖質をとろうとか寝る直前に食べると睡眠の質が下がるとか…。
今回はどんな方法でも信じれば睡眠不足に効くよ~ってことをご紹介します。



プラセボ効果でも睡眠不足に効く…!

まず初めにプラセボ効果(プラシーボ効果)について説明しておきます。プラセボ効果(プラシーボ効果)とは偽薬(プラセボ)によって症状が良くなったり悪くなったりすることを言います。要は病は気から良くなったり悪くなったりするって感じです。このプラセボ効果ですがなかなか侮れないところがあり人間の思い込みの力ってすごい感じなんです。

じゃあ、プラセボ効果を使って睡眠は良くなるのか…?っていうのを調べたのが2014年のコロラド大学の研究実験で寝てもらった人に睡眠の数値が良かったよって嘘を言ったら、実験の参加者は良く眠れたと報告し、その後行われた認知テストの結果も実際良くなったそうな。つまりよく眠れたと思い込むだけで本当に良く眠れた状態になるみたい。思い込みの力ってスゲー。
なのでもし当ブログでご紹介しているような内容(科学的根拠がある睡眠対策法)でなくても(科学的根拠がない睡眠法でも)、プラセボ効果で睡眠対策の効果は得られるみたいです。



個人的考察

人のイメージの力、思い込みの力はなかなかバカにできず、結構強力なパワーを秘めています。これは良し悪しがあって、悪く働いてしまうと認知の歪み(認知のズレ)がおきてしまうんですよね(詳しくは認知行動療法をご覧ください)。ですので、できれば良い方向で使っていきたいもんです。
上記を見ても、超高価な布団とか、あやしい壺や高額なお守りで睡眠が劇的に改善…!ってのはプラセボ効果の働きが大きそうですよね。睡眠が改善するのは良いことですが、どうせならプラセボ効果だけではなく、科学的根拠のある睡眠対策法を使用することを激しくオススメします。皆さんくれぐれもお気を付けください。



参考文献

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24417326