障がい者支援について考える その10「承認・褒めるの有効な手段「ウィンザー効果」と番外編:CBTを利用して先延ばし対策をしてみよう!」
「承認・褒めるの有効な手段「ウィンザー効果」」の社内研修を再度したぞ…!って話
前にも書きましたが、この「障がい者支援について考える」シリーズは同じ会社の別事業所で私が企画・主催している研修内容を載せております。そのため、以前に当事業所で行ったものと同様の物を行うことがどうしても多くなってしまうんですよね~。
やっぱ良い物なんで、他でもぜひ紹介したいんですよ…。
んで、1~3月まで「少年院での調査研究に従事・診療を行っている医学博士から学ぶ」シリーズを再度行っていたって感じです。そしてようやく終わったんですが、この話は承認や褒めるといった内容の研修を合わせて行うと尚、支援の幅が広がるんですよー。
ということで、当事業所とは順番が逆になっておりますが、今回と次回(5月)は以前に当事業所で行った
を社内研修として行っております。
こちらは上記の通り、以前にブログでまとめておりますので詳しく知りたい方はご覧いただけたらよろしいかと…。
ブログ限定社内研修
前に書いた通り、これだけだと物足りない方もいるかと思いますんで、ここからはブログ限定社内研修を行います。時間の都合上、社内研修に導入できずにいた内容で、体験型の物となっております。是非、各自で行っていただければよろしいかと…。
CBTを利用して先延ばし対策をしてみよう…!
先延ばし対策を以前から紹介しておりますが、今回はCBT(認知行動療法)を使った先延ばし対策をご紹介します。やり方はいたって簡単。
- ノートとペンを用意する。
- 今日の日時を記入する。
- 今日行いたい仕事内容や作業内容を書く。
- 仕事や作業の達成に必要なステップを細かく書く。
- 各手順事の難易度と達成感を100点満点であらかじめ記入する。
- 実際に作業を行う。
- 各手順の作業が終わったら、その都度、実際に感じた難易度と達成感を100点満点で記入する。
- 1日や3日、1週間ごとなどタイミングを自分で決めて見直す。
これでなんで先延ばし対策になるかと言うと、先延ばしの第一原因である「勝手に難易度を高く見積もって作業開始を躊躇させる」という認知のズレを少しずつ修正していけるため。
更に細かくゴールを刻み、しっかりと前に進んでいる感覚と達成感を味わうことでモチベーションもアップします。
これでやるべきことにすぐに手を付ける恐怖が消え、脳は、作業はそんなに怖くない…!しかも達成感も味わえるんだ…!と思ってくれるんですよね。
余談ですが5分ルールもこの部分を上手く使っている内容となっております。
個人的考察
ということで、ついつい先延ばしをしてしまう方はCBTを使って先延ばししてしまう認知のズレを修正してみてはいかがでしょうか…?