【加筆内容】普通の有酸素運動でも安静時・運動誘発でのBDNFレベルはアップする!普段から運動している人のBDNFレベルは高い!
今回は、普通の有酸素運動を5週間続けるとBDNFレベルが結構上がるよ…!って研究をご紹介します…!
ってことで3倍弱もアスリートの方がBDNFレベルが高かったみたい。やっぱ普段から運動をした方が脳にも良さげですねー。
普通の有酸素運動でも安静時・運動誘発でのBDNFレベルはアップする…!普段から運動している人のBDNFレベルは高い…!
2008年のクラクフの体育大学の研究によると、中程度の強度の有酸素運動でBDNFがアップするのか調べてみたそうです。
この研究は健康で普段からアクティブな男性13人(平均年齢22.7±0.5歳、身長180.2±1.7cm、体重77.0±2.5kg)を対象に中程度の強度の有酸素運動を5週間続けてもらったらしい。
因みにトレーニング前の情報はこんな感じだったそうです。
- 安静時のBDNFレベルは10.3±1.4pg/ml(-1)だった。
- VO2maxまでの最大負荷でのサイクリングは、BDNFレベルに影響を与えなかった(10.9±2.3pg/ml(-1))
これが中程度の強度の有酸素運動を5週間続けた結果、
- 安静時のBDNFレベルが16.8±2.1pg/ml(-1)と1.5倍以上もアップした…!
- 運動によるBDNFレベルも68.4±16.0pg/ml(-1)と6倍以上もアップした…!
とのこと。
普通の有酸素運動でも安静時・運動誘発でのBDNFレベルはアップするみたいですねー。嬉しい…。
また、トレーニング前(1.40±0.13)よりもトレーニング後(1.15±0.13)の方が、インスリン抵抗性がわずかに改善されていたそうです。
更に、アスリート16人と普段運動をしない13人の基礎BDNFレベルを比べてみると、
- アスリートの基礎BDNFレベルは29.5±9.5pg/ml(-1)だった…!
- 普段運動をしない人の基礎BDNFレベルは10.3±1.4pg/ml(-1)だった…!